話題株ピックアップ【夕刊】(2):ベルーナ、モノタロウ、あいちFG
■ベルーナ <9997> 1,013円 +14 円 (+1.4%) 本日終値
ベルーナ<9997>はしっかり。15日取引終了後に2025年12月の月次動向を発表。連結総合計の売上高は前年同月比4%増となった。ホテルが全体を牽引した。
■MonotaRO <3064> 2,286.5円 +21 円 (+0.9%) 本日終値
MonotaRO<3064>が続伸。SMBC日興証券が15日付で、同社の投資評価について「1」を継続し、目標株価を2600円から2800円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同証券は、昨年10月に競合のアスクル<2678>がサイバー被害を受けたことで同社に需要が流入し、月次売上高を押し上げたことに注目。これに対してモノタロウはシステム連携の作業スピードを速めたほか、通常の販促を抑制して需要増対応を優先。このような機動性や利便性が顧客に支持されたならば、流入客が同社の利用を継続する可能性もあると評価しており、25年12月期の営業利益予想を429億円から470億円へ、26年12月期の同予想を522億円から571億円へ引き上げた。
■あいちFG <7389> 5,500円 +30 円 (+0.6%) 本日終値
あいちフィナンシャルグループ<7389>が5連騰で新値街道をまい進している。15日の取引終了後、地銀を中心に投資するありあけキャピタル(東京都中央区)があいちFGの株式を買い増していたことが明らかになり、思惑視されたようだ。関東財務局に提出された変更報告書によると、ありあけキャピタルの保有割合は7.29%から8.36%に上昇した。報告義務発生日は1月7日。保有目的は純投資と「状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと」としている。
■マツキヨココ <3088> 2,482円 -145 円 (-5.5%) 本日終値
マツキヨココカラ&カンパニー<3088>が大幅反落。15日に発表した25年12月度の国内売上高で既存店売上高が前年同月比4.6%減と10カ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気された。客単価は同0.5%増と上昇したものの、客数が同5.1%減と大きく減少したことが響いた。
■中外製薬 <4519> 8,252円 -342 円 (-4.0%) 本日終値
中外製薬<4519>が4日ぶりに反落した。ロイター通信が15日、イーライ・リリー<LLY>の肥満症治療薬「オルホルグリプロン」に関して、米食品医薬品局(FDA)の審査に遅れが出ていると伝えている。オルホルグリプロンは中外薬が創製し、イーライ・リリーが全世界での開発権と販売権を保有。中外薬はマイルストーン収入や販売に応じてロイヤルティー収入を受け取ることとなっている。報道を嫌気した売りが出たようだ。
■楽天グループ <4755> 981円 -28 円 (-2.8%) 本日終値
楽天グループ<4755>は安い。SMBC日興証券が15日付で投資評価を「1(アウトパフォーム)」から「2(中立)」へ、目標株価を1100円から1050円へ引き下げた。株価上昇などを受けて評価を見直した。これが嫌気されたようだ。同証券によると、競合の値上げにより楽天モバイルの料金プランの魅力は強まっており、春商戦での回線獲得にまず注目と指摘。その後、現ローミング契約の終了後も通信品質が維持されれば、27年12月期の過去最高営業利益や当期利益の黒字拡大での本格的な復配などへの期待につながる可能性があるという。
■スギホールディングス <7649> 3,785円 -95 円 (-2.5%) 本日終値
スギホールディングス<7649>が3日ぶりに反落。同社は15日の取引終了後、12月度の月次速報を発表した。スギ薬局(ドラッグストア事業と調剤事業の合計)の既存店売上高は前年同月比0.7%増とプラス成長を維持したものの、伸び率は11月度の5.4%から鈍化した。ドラッグストア事業は同2.5%減と前年割れとなっており、嫌気されたようだ。スギ薬局の全店ベースの売上高は同2.3%増。ドラッグストア事業は全店ベースで同0.9%減となった。調剤事業は既存店、全店ベースともに増収となった。12月度は9店舗を開設し、3店舗を閉店した。
■アライドアーキテクツ <6081> 293円 +80 円 (+37.6%) ストップ高 本日終値
アライドアーキテクツ<6081>が後場急騰。16日正午ごろ、最高暗号資産責任者(CCO)を新設し、大木悠氏を同日付で任命したと発表しており、材料視した買いが流入した。大木氏は日本における暗号資産ソラナのエコシステム構築を促すコミュニティ、スーパーチーム・ジャパンで代表を務めた経験がある。アライドアキのCCOとしては自社でのデジタル資産保有・運用や将来的な資産運用ソリューション提供に関する事業戦略の策定などが職務内容となる。
■ハイブリッド <4260> 335円 +50 円 (+17.5%) 本日終値
ハイブリッドテクノロジーズ<4260>は急動意。15日取引終了後、システム開発のグルーヴ・システムを傘下に持つMCP35(東京都港区)の全株式を取得し、子会社化すると発表した。双方が有する大手SIerを中心としたクライアント基盤を活用し、エンジニアの相互供給と案件対応力の強化を図る。M&Aを好感した買いが集まった。
■Hmcomm <265A> 1,250円 +183 円 (+17.2%) 本日終値
Hmcomm<265A>が続急騰。高市トレードの恩恵を受けるテーマとして有望視される国土強靱化関連のうち、下水道インフラ関連は埼玉県八潮市の道路陥没事故からまもなく1年が経とうとしていることもあって、注目度が急上昇している。HmcommはAIによる異音検知や音声認識、AI活用コンサルティングによるソリューションを展開。昨年12月には国土交通省のインフラ施設管理AI協議会の有識者委員としての参画について発表したほか、衛星データと組み合わせた水道管の漏水検知システムの実証実験にも取り組んでいる。下水道インフラ関連株が物色人気化するなかで、AI異音検知ソリューションでの更なる事業拡大を期待した投資マネーが流入、株価の押し上げにつながった。
株探ニュース