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話題株ピックアップ【夕刊】(1):ディスコ、エスエムエス、SBG

注目
2026年1月22日 15時42分

■ディスコ <6146>  68,570円  +10,000 円 (+17.1%) ストップ高   本日終値  東証プライム 上昇率トップ

ディスコ<6146>がストップ高。切断・研削装置など後工程の半導体製造装置の世界トップメーカーとして、急拡大する生成AI市場に重心を置いた経営戦略を推進し業績成長路線をまい進中。21日取引終了後、未定としていた26年3月期の業績予想を開示、営業利益は前期比3.2%増の1721億円になる見通しと発表した。6期連続の過去最高更新が見込まれることで買い安心感が台頭し、投資資金が還流している。AI半導体向けにハイスペックの製造装置販売が好調で、1~3月期の出荷額も四半期ベースで過去最高を記録する見通しにあり、来期以降の成長に対する期待も買いを後押しした。前日の米国株市場で半導体関連株が買われ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が過去最高を更新したことも追い風となった。

■エス・エム・エス <2175>  1,616円  +235 円 (+17.0%)  本日終値  東証プライム 上昇率2位

エス・エム・エス<2175>が急騰。医療・介護領域の人材紹介サービスの草分けで業界トップに位置し、介護事業者に対する経営支援なども手掛けている。外国人持ち株比率が高いことも特徴。そうしたなか、投資ファンドでアクティビストとして名を馳せるオアシス・マネジメントが21日付で提出した大量保有報告書によると、オアシスのエスエムエス株式保有比率は7.76%と、新たに5%を超過したことが明らかとなった。保有目的は「ポートフォリオ投資および重要提案行為」としており、同社の将来的な株式価値向上への思惑が買いを引き寄せる格好となった。

■ソフトバンクグループ <9984>  4,325円  +450 円 (+11.6%)  本日終値  東証プライム 上昇率3位

ソフトバンクグループ<9984>が強弱観対立のなかも続伸。前日のザラ場に3700円台前半まで水準を切り下げ、株式分割後の安値を更新していたが、その後は売り物が切れ戻り足に転じ終値ではプラス圏に浮上していた。前日の米国株市場ではナスダック総合株価指数が反発に転じたほか、同社傘下の英半導体設計アーム・ホールディングス<ARM>が一時9.4%高と値を飛ばし、終値でも6%超の上昇で4連騰と底入れ足を鮮明とした。ソフトバンクGの含み益減少に歯止めがかかったことで、これが株価を刺激する形となったもようだ。一方、ソフトバンクGの信用買い残は株式分割後も増勢にある。個人投資家の人気が相変わらず高いことを物語るが、上値では戻り売り圧力として顕在化しやすい。

■TOTO <5332>  5,157円  +457 円 (+9.7%)  本日終値  東証プライム 上昇率5位

TOTO<5332>が急騰。5000円の大台に乗せて昨年来高値を更新した。同社は温水洗浄便座や衛生陶器、水回り商品とともに、新領域事業としてセラミック事業を展開。同事業の主要製品である静電チャックに関しては、データセンターの需要増加に伴う好調な先端半導体市況が追い風となっている。静電チャックはNAND型フラッシュメモリーの製造に用いられており、足もと半導体メモリー株への物色人気化がTOTO株にも波及。更に外資系証券が同社株の投資判断を「中立」から「買い」に見直し、目標株価を引き上げたことも伝わり、投資マネーの流入に弾みがついた。

■いちよし証券 <8624>  1,216円  +97 円 (+8.7%)  本日終値  東証プライム 上昇率9位

いちよし証券<8624>が後場急騰し、昨年来高値を更新した。22日正午ごろ、26年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算の速報値を発表した。営業収益が172億1700万円(前年同期比19.1%増)、最終利益が25億1600万円(同80.3%増)だったとしており、好業績を評価した買いが集まった。ファンドラップや投資信託の残高が順調に積み上がりストック型ビジネスモデルへの転換が一段と進むなか、安定収益である受益証券のその他受け入れ手数料が増えたことなどが業績拡大に寄与した。

■日本電子材料 <6855>  4,750円  +350 円 (+8.0%)  本日終値

日本電子材料<6855>がマドを開けて大幅高、一時9.8%高の4830円まで駆け上がる場面があった。約2カ月半ぶりに上場来高値を更新した。ディスコ<6146>が前日の決算発表を受け大きく買われているが、好調な業績見通しはもとより、旺盛なAI半導体需要に対応した製造装置への引き合い活発であることが改めて確認された。電子材料の業績も25年4~9月期の営業利益が前年同期比30%増の26億5700万円と絶好調に推移しているが、これも生成AI市場の急拡大を背景に、最先端AI半導体であるHBM(高帯域幅DRAM)向けプローブカードが力強く収益を牽引する構図となっている。26年3月期営業利益は会社側予想の48億円(前期比5%増)を大きく上振れする可能性も指摘されている。

■芝浦メカトロニクス <6590>  27,660円  +1,900 円 (+7.4%)  本日終値

芝浦メカトロニクス<6590>は大幅高で4連騰。上場来高値を連日で更新した。この日、米運用大手のキャピタル・リサーチ・アンド・マネージメントが芝浦の株式について、新たに5%を超えて保有していることが明らかとなり、思惑視されたようだ。同日に関東財務局に提出された大量報告書で明らかになった。保有割合は5.14%。報告義務発生日は15日。保有目的は「顧客である日本国外の投資信託のための純投資」としている。

■ローム <6963>  2,648.5円  +138.5 円 (+5.5%)  本日終値

ローム<6963>が大幅に3日続伸し、昨年来高値を更新した。21日の取引終了後、日本経済新聞電子版が「ロームは株主還元を拡充する」と報じており、材料視されたようだ。記事では「2027年3月期から29年3月期までの3年間で、配当と自社株買いを合わせた総還元性向で100%以上、金額では2000億円規模の還元を計画する」と伝えている。

■水戸証券 <8622>  600円  +30 円 (+5.3%)  本日終値

水戸証券<8622>が後場に強含んだ。22日午前11時30分、26年3月期第3四半期累計(4~12月)の決算速報値を開示。営業利益は前年同期比33.9%増の22億4200万円、経常利益は同26.4%増の26億5900万円、純利益は同40.4%増の22億8000万円となった。大幅な増益で着地し、好感されたようだ。株式委託手数料や投資信託の募集手数料が減少した一方、トレーディング損益が増加した。

■ヘリオス <4593>  381円  +14 円 (+3.8%)  本日終値

ヘリオス<4593>は続伸。21日の取引終了後、アルフレッサ ホールディングス<2784>子会社のアルフレッサ社と培養上清の継続的な売買に向けた取引基本合意書の締結を21日に決議したと発表しており、好感した買いが集まった。2024年に締結したアルフレッサ社との業務提携を発展させるものであり、今後も製品流通及び供給体制の具体的な取引内容の詳細について協議を重ねる。なお、ヘリオスが25年1月に発表していたアルフレッサグループのセルリソーシズとの業務提携に向けた協議については終了した。培養上清は幹細胞を培養する際に細胞から生み出される上澄み液で、医薬品や化粧品の材料などでの活用が期待されているという。ヘリオスは同時に、培養上清を生産する神戸バイオメディカル創造センター内の細胞加工製造用施設を本格稼働したことも開示した。

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