26日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場は上昇、大手ハイテク決算期待が支えに
■NY株式:米国株式市場は上昇、大手ハイテク決算期待が支えに
米国株式市場は上昇。ダウ平均は313.69ドル高の49412.40ドル、ナスダックは100.12ポイント高の23601.36で取引を終了した。
ダウ、ナスダックともに寄り付き後上昇。FOMC(連邦公開市場委員会)や大手ハイテク決算発表を控える中、先週までの好調な企業決算を受けた業績期待が相場を支えた。一方トランプ政権の関税政策の不透明感に加え、ミネソタ州で起きた連邦移民当局による市民射殺事件が予算関連法案の審議に影響を及ぼし、政府機関一部閉鎖の懸念が浮上、相場の一定の重しとなった。セクター別ではテクノロジー・ハード・機器が上昇した一方、自動車・自動車部品が下落した。
USAレア・アース(USAR)は米商務省が株式を取得すると発表したことを受けて大幅高。ネットワーク機器メーカーのシスコシステムズ(CSCO)は一部金融機関による投資判断と目標株価引き上げを好感し上昇。人工知能(AI)データセンターを手掛けるコアウィーブ(CRWV)は大幅上昇。エヌビディア(NVDA)からの20億ドル追加出資で、AIファクトリー建設を加速するとの発表が好感された。アップル(AAPL)は今週の決算発表を前に大手金融機関により目標株価が引き上げられ上昇した。金価格が史上最高値を更新したことを受け、金鉱採掘会社ニューモント(NEM)は上昇。ビデオゲーム販売会社ゲームストップ(GME)は著名投資家マイケル・バリー氏が同社株を保有していることが伝わり上昇した。
ユナイテッドヘルス・グループ(UNH)やヒューマナ(HUM)はWSJがトランプ政権がメディケアが保険会社各社に支払う料金を横ばいに保つことを提案する予定だと報じ、時間外で下落している。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米ドル・円は下げ渋り、日本の財政悪化を引き続き警戒
26日のニューヨーク外為市場でドル・円は154円34銭から153円62銭まで下落し、154円20銭で引けた。日米通貨当局は過度な円安を懸念しているとの見方が強まり、リスク選好的な米ドル買い・円売りは抑制されたが、日本の財政悪化が引き続き警戒され、154円台に戻す展開。
ユーロ・ドルは1.1835ドルから1.1907ドルまで上昇し、1.1880ドルで引けた。ユーロ・円は182円49銭から183円23銭まで反発。ポンド・ドルは1.3643ドルから、1.3713ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.7794フランから0.7731フランまで下落した。
■NY原油:弱含み、利食い売りが増える
26日のNY原油先物3月限は弱含み。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は、前営業日比-0.44ドル(-0.72%)の60.63ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは60.42-61.71ドル。地政学的リスクの高まりを警戒した買いは一服し、利食い売りが増えた。通常取引終了後の時間外取引では主に60.60ドルを挟んだ水準で推移した。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 52.02ドル +0.30ドル(+0.58%)
モルガン・スタンレー(MS) 181.88ドル +2.88ドル(+1.60%)
ゴールドマン・サックス(GS)931.86ドル +12.98ドル(+1.41%)
インテル(INTC) 42.49ドル -2.58ドル(-5.72%)
アップル(AAPL) 255.41ドル +7.37ドル(+2.97%)
アルファベット(GOOG) 333.59ドル +5.16ドル(+1.57%)
メタ(META) 672.36ドル +13.60ドル(+2.06%)
キャタピラー(CAT) 635.92ドル +9.30ドル(+1.48%)
アルコア(AA) 58.55ドル -3.66ドル(-5.88%)
ウォルマート(WMT) 117.64ドル -0.09ドル(-0.07%)
《YY》