F5、決算受け上昇 通期売上高見通しを上方修正 セキュリティ侵害後の正常化を示唆=米国株個別
(NY時間10:21)(日本時間00:21)
F5<FFIV> 289.70(+19.27 +7.13%)
通信機器のF5<FFIV>が上昇。前日引け後に10-12月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高が予想を上回ったほか、通期の売上高見通しを大幅に上方修正している。
ドヌーCEOは「第1四半期の売上高は、製品が11%増、システムが37%増と好調だったことが成長を牽引した」と述べた。
アナリストは「堅調な第1四半期決算と26年度の売上高見通しの上方修正は、8月に発生したセキュリティ侵害後の事業活動が正常化しつつあることを示している」と述べている。
「侵害への迅速な対応として顧客が早期にパッチ適用を進めた結果、ハードウエア更新が進み、第1四半期のシステム売上の上振れや第2四半期の製品見通し改善につながった可能性が高い」とも述べた。
一方、「通期の売上高ガイダンスを見る限り、下半期は上半期とほぼ横ばいが想定されており、一定の需要先食いが生じた可能性もある」とも語った。
(10-12月・第1四半期)
・1株利益(調整後):4.45ドル(予想:3.64ドル)
・売上高:8.23億ドル 7.3%増(予想:7.59億ドル)
サービス:4.12億ドル(予想:3.99億ドル)
製品:4.10億ドル(予想:3.62億ドル)
・粗利益率(調整後):83.8%(予想:83.3%)
・営業利益率(非GAAP):38.2%(予想:34.0%)
(1-3月・第2四半期見通し)
・1株利益(調整後):3.34~3.46ドル(予想:3.41ドル)
・売上高:7.70~7.90億ドル(予想:7.48億ドル)
(通期見通し)
・売上高:5~6%増(従来:0~4%増)
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース