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話題株ピックアップ【昼刊】:オンコリス、アドテスト、住友鉱

注目
2026年1月29日 11時37分

■オンコリス <4588>  1,688円  +123 円 (+7.9%)  11:30現在

オンコリスバイオファーマ<4588>が大幅高で4日ぶりに反発している。28日の取引終了後、25年12月に厚生労働省へ承認申請した腫瘍溶解ウイルス「OBP-301」に関する先駆け総合評価相談が終了したと発表しており、これを好感した買いが流入している。先駆け総合評価相談は、承認申請に先駆けて「臨床」「品質」「非臨床」「GCTP」「信頼性」の5つの区分で評価を受けることで、円滑な優先審査の実現を目指すシステム。同社では25年11月から12月に「臨床」「品質」「非臨床」「信頼性」区分の申請確認文書を受領しており、今回の「GCTP」区分の受領により、先駆け総合評価相談の全ての区分で申請確認文書を医薬品医療機器総合機構(PMDA)から受領したことになる。なお同社では「OBP-301」を、食道がんを対象とする世界初の腫瘍溶解アデノウイルスとして26年12月期からの販売開始を目指している。

■アドバンテスト <6857>  27,250円  +1,710 円 (+6.7%)  11:30現在  東証プライム 上昇率2位

アドバンテスト<6857>が大幅高で破竹の7連騰。連日で上場来高値を更新するなど、新値街道をまい進している。28日の取引終了後、26年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正し、内容を好感した買いが集まっている。今期の売上高予想は従来の見通しから1200億円増額して1兆700億円(前期比37.2%増)、最終利益は535億円増額して3285億円(同2.0倍)に引き上げた。AI向け半導体の性能向上や生産量の増加を背景に、テスターの需要が継続して高水準で推移すると想定。4~12月期の実績を踏まえて業績予想を見直した。4~12月期の売上高は8005億3700万円(前年同期比46.3%増)、最終利益が2485億2600万円(同2.1倍)となった。加えて、同社は自社株3414万1256株(発行済み株式総数の4.46%に相当)を2月6日に消却すると開示している。

■KOA <6999>  1,501円  +53 円 (+3.7%)  11:30現在  東証プライム 上昇率5位

KOA<6999>は大幅反発し約3カ月ぶりに昨年来高値を更新した。28日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想について、売上高を694億円から714億円(前期比11.4%増)へ、営業利益を29億8000万円から37億1000万円(同3.2倍)へ、純利益を21億5000万円から34億1000万円(同13.1倍)へ上方修正したことが好感されている。日本、中国並びにその他アジア地域において従来予想を上回る業績で推移していることに加えて、為替の円安影響などもあり売上高の増加と利益水準の改善が進んでいることが要因としている。また、第4四半期の想定為替レートを1ドル=147円から154円へ見直したことも寄与する。同時に発表した第3四半期累計(4~12月)決算は、売上高530億8900万円(前年同期比11.2%増)、営業利益31億300万円(同5.5倍)、純利益31億6200万円(同6.7倍)だった。在庫調整の影響を受けていた産業機器向け需要が回復したことに加え、中国を中心とした自動車向けやアジアのデータセンターなどのAI関連機器向けの需要が堅調だった。

■住友金属鉱山 <5713>  9,271円  +267 円 (+3.0%)  11:30現在

住友金属鉱山<5713>が5日続伸し最高値を更新。金価格の上昇が止まらず同社株への買いが継続している。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で28日に金先物4月物は、前日比219.6ドル高の1トロイオンス=5340.2ドルと大幅高。この日の時間外取引では一時5600ドル近辺まで上昇している。27日にトランプ米大統領がドル安を容認する発言をしたと報じられドルが下落。ドルの代替投資先としての金への買いが膨らんでいる。イラン情勢を巡る地政学リスクの高まりや米政府機関一部閉鎖への懸念なども金の買い要因に働いている。

■三菱重工業 <7011>  4,563円  +129 円 (+2.9%)  11:30現在

三菱重工業<7011>が一時4.5%高、川崎重工業<7012>も4%近い上昇をみせたほか、東京計器<7721>、日本アビオニクス<6946>、IMV<7760>、放電精密加工研究所<6469>など防衛関連に位置付けられる銘柄群が総じて強い動きをみせている。ここ半導体セクターへの買いが目立っている間、防衛関連は放置される状態にあった。市場では「目先は半導体の主力株がアドバンテスト<6857>などを除き調整局面に入っており、投資資金がリターンリバーサル狙いで防衛関連にシフトしてきた」(中堅証券ストラテジスト)という指摘がある。これは理由なき循環物色の一環と捉えられるが、総選挙で自民党単独過半数確保の可能性が報じられるなか、防衛関連株は高市トレードの復権を暗示するものでもある。このほか、「金や銀など貴金属市況の急騰が続いていることを考慮すると世界的にキナ臭さも漂う。(目先防衛関連への資金シフトは)地政学リスクを意識した要素もあるのではないか」(ネット証券マーケットアナリスト)という声も聞かれる。

■アスクル <2678>  1,377円  +31 円 (+2.3%)  11:30現在

アスクル<2678>が反発している。同社は28日の取引終了後、ランサムウェア感染によるシステム障害の影響により開示が遅れていた26年5月期第2四半期累計(5月21日~11月20日)の連結決算を発表。売上高は前年同期比12.3%減の2087億2500万円、営業損益は29億9500万円の赤字(前年同期は60億2800万円の黒字)、最終損益は66億1200万円の赤字(同37億3900万円の黒字)となった。システム障害の発生を受け「ASKUL」や「LOHACO」での受注を一時的に停止し、対応費用を特別損失に計上。通期の業績・配当予想は取り下げた。あわせて1月度(25年12月21日~26年1月20日)の月次業績を公表。売上高はASKUL事業が前年同月比30.4%減、LOHACOが99.6%減となり、合計では38.2%減となった。合計での減収率は12月の75.0%減から大きく改善している。更に同社は、過去最大規模の販促策を実施し、顧客数の回復に取り組む方針も示している。一連の発表を受け、いったん悪材料出尽くしと受け止めた買いが優勢となっている。

■フィットイージー <212A>  2,460円  +17 円 (+0.7%)  11:30現在

フィットイージー<212A>が堅調に推移している。29日午前10時ごろ、中国新聞社(広島市中区)とフランチャイズ契約を締結したと発表しており、材料視した買いが入っている。中国新聞社は広島を中心とするブロック紙「中国新聞」を発行している。出店は2026年中を予定。中国新聞社は地域でのネットワークを生かした利便性の高い場所への出店や、情報発信力を活用した地域密着型マーケティングの推進に取り組む。

■日本精化 <4362>  2,612円  -321 円 (-10.9%)  11:30現在  東証プライム 下落率3位

日本精化<4362>が大幅安で5日続落している。28日の取引終了後に発表した第3四半期累計(4~12月)連結決算で、営業利益は38億4600万円(前年同期比2.6%増)と増益で着地したものの、10~12月期では同35.8%の減益となっており、足もとの業績悪化を嫌気した売りが出ているようだ。機能性製品セグメントのウールグリース誘導体の販売増加やファインケミカル分野の収益性改善などがあったものの、ビューティケア機能性油剤の流通在庫調整の長期化による海外向け販売の減少や生理活性物質の国内向け販売の減少などが響いた。なお、第3四半期累計売上高は248億7900万円(同6.5%減)で、機能性製品セグメントのトレーディング分野において、商事子会社の1社がグループから離脱したことから減収となった。26年3月期通期業績予想は、売上高350億円(前期比1.9%減)、営業利益55億円(同12.4%増)、純利益45億円(同16.3%増)の従来見通しを据え置いている。

■ノジマ <7419>  1,098円  -104 円 (-8.7%)  11:30現在  東証プライム 下落率5位

ノジマ<7419>が大幅に4日続落している。同社は29日の取引開始前に26年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比15.8%増の7139億2800万円、経常利益は同29.4%増の450億4000万円、最終利益は同26.5%増の291億9200万円となった。10~12月期では経常利益は8%増、最終利益は10%増となっている。直近3カ月間の経常利益の伸びが1ケタ台にとどまっており、物足りなさが意識されたようだ。4~12月期はデジタル家電専門店やキャリアショップの運営事業、海外事業はいずれも増収・経常増益となった。一方、インターネット事業とメディア事業は増収・経常減益となった。

■JCRファーマ <4552>  615円  -43 円 (-6.5%)  11:30現在

JCRファーマ<4552>は大幅安。28日取引終了後、26年3月期連結業績予想について営業利益を26億円から4億円(前期66億5000万円の赤字)へ下方修正すると発表した。研究開発費や販管費が下押し要因となる。これを嫌気した売りが先行している。なお、売上高予想については378億円から395億円(前期比19.4%増)へ上方修正した。腎性貧血治療薬やファブリー病治療薬などが想定を上回る見込みのため。

■日本航空電子工業 <6807>  2,361円  -115 円 (-4.6%)  11:30現在

日本航空電子工業<6807>が続落している。28日の取引終了後に発表した第3四半期累計(4~12月)連結決算が、売上高1667億8700万円(前年同期比0.2%増)、営業利益59億1600万円(同48.3%減)、純利益45億4900万円(同47.8%減)と大幅減益となったことが嫌気されている。自動車市場における堅調な需要の継続や産機・インフラ市場の回復などにより売上高は増収となったものの、原材料価格が期後半にかけて急激に高騰した影響や新製品立ち上げに伴うコストの発生などが利益を圧迫した。なお、26年3月期通期業績予想は、売上高2250億円(前期比1.5%増)、営業利益100億円(同36.0%減)、純利益60億円(同48.2%減)の従来見通しを据え置いている。

■ステラファーマ <4888>  361円  +69 円 (+23.6%) 一時ストップ高   11:30現在

ステラファーマ<4888>が大幅反発し一時ストップ高の372円に買われる場面があった。午前10時ごろ、大阪医科薬科大学及び住友重機械工業<6302>と、大阪医科薬科大学が実施するBNCT(ホウ素中性子補捉療法)の医師主導治験に関する契約を締結したと発表しており、好材料視されている。同治験は、「放射線療法及びテモゾロミドによる治療歴のあるIDH遺伝子野生型の再発膠芽腫患者を対象としたBNCTの第3相無作為化非盲検比較試験」として、試験全体で48症例を対象に実施される。ステラファは治験薬「ボロファラン(10B)」(SPM-011)を無償で提供し、住友重が提供するBNCT用中性子照射装置(BNCT30)並びにBNCT用治療計画プログラム(DE-01)を使用した、BNCTの有効性及び安全性を検証するとしている。

■オキサイド <6521>  2,221円  +400 円 (+22.0%) ストップ高   11:30現在

オキサイド<6521>がストップ高の2221円に買われている。28日の取引終了後に26年2月期の連結業績予想について、売上高を87億1300万円から99億円(前期比17.9%増)へ、営業利益を4億900万円から4億6000万円(同3.7倍)へ上方修正したことが好感されている。半導体事業で前年後半から主要顧客3社からの引き合いが増勢となり、年末から年初にかけても前倒しでの出荷要請や開発加速の動きが顕著となったことが要因。また、新領域事業のデータセンター向けファラデー回転子の新規プロジェクト開始が決定したことも売上高・営業利益の上振れにつながった。一方、最終損益はイスラエル子会社ライコル・クリスタルズの株式譲渡に伴う特別損失計上のため7400万円の黒字から5億円の赤字(前期27億3000万円の赤字)に下方修正した。

■マツモト <7901>  869円  +133 円 (+18.1%)  11:30現在

マツモト<7901>が急騰。学校アルバムの制作を主力とするニッチトップ企業で、一般商業印刷にも展開する。業績は赤字が続いているが、私募債を発行して調達した資金でSaaS事業などへの展開も図っている。そうしたなか、28日取引終了後、SolanaブロックチェーンとAIを活用した「次世代DAT(デジタル・アセット・トレジャリー)事業」構想の検討を開始したことを発表、これを手掛かり材料に短期資金が集中する格好となった。信用買い残も枯れた状態で株式需給面からの売り圧力の乏しさも上値の軽さを意識させている。

■インスペック <6656>  636円  +71 円 (+12.6%) 一時ストップ高   11:30現在

インスペック<6656>がカイ気配スタートとなり、4日ぶりに急速に切り返す展開となっている。同社は半導体パッケージ基板の外観検査装置を手掛けている。生成AIが急速に普及するなか、これまでの半導体微細化に向けた技術を競う流れが追いつかず、これに代わって複数のチップを1つの基盤に高密度で実装するチップレット市場の拡大が顕著となっている。「チップレット化によってパッケージ基板の重要性が更に高まり、関連装置もリプレース需要が生じている」(中堅証券アナリスト)という。同社はこの恩恵を中期的に享受する可能性がある。株価は2023年5月に2280円の高値をつけた後は一貫して下落トレンドを強いられていたが、時価600円近辺を軸としたもみ合いは長期トレンドでも大底圏に位置しており、上値余地の大きさが意識されやすい。

●ストップ高銘柄

イーディーピー <7794>  758円  +100 円 (+15.2%) ストップ高買い気配   11:30現在

など、2銘柄

●ストップ安銘柄

ケミプロ化成 <4960>  1,040円  -300 円 (-22.4%) ストップ安   11:30現在

以上、1銘柄

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