1月のISM製造業景気指数、拡大領域を回復 22年8月以来の高水準
*ISM製造業景気指数(1月)0:00
結果 52.6
予想 48.5 前回 47.9
新規受注 57.1(47.4)
生産 55.9(50.7)
雇用 47.6(44.8)
入荷遅延 54.4(50.8)
在庫 47.6(45.7)
仕入価格 59.0(58.5)
輸出 50.2(44.6)
()は前回
この日発表の1月のISM製造業景気指数は52.6と予想を大きく上回り、50を超える拡大領域を回復した。22年8月以来の高水準で、拡大領域回復は昨年2月以来。新規受注と生産の堅調な伸びに支えられて、22年以来で最も速いペースとなった。
米製造業が約1年に及ぶ低迷後に需要主導で生産活動が持ち直したことは歓迎材料。持続すれば過去3年停滞してきた製造業の回復を裏付ける可能性がある。
新規受注は約10ポイント上昇、生産指数も力強く改善し、いずれも約4年ぶりの高い上昇を示したほか、受注残は22年以来初めて拡大し、輸出も上昇した。需要の強さは顧客在庫が22年半ば以来最大の縮小となったことも反映し、在庫縮小は今後数カ月の受注・生産の追い風になり得る。
一方、調査委員会のスペンス委員長は、年明けは祝日後の再発注月であることや、関税問題に伴う価格上昇を見越した前倒し購入が含まれている可能性あるとし、楽観的かつ慎重姿勢も示している。
業種別では衣料、金属加工、輸送機器、機械など9業種が拡大、8業種が縮小。雇用指数は3.3ポイント上昇して1年ぶり高水準となり、雇用はなお減少してはいるもののペースは鈍化した。
供給業者の入荷遅延が5月以来の高水準に上昇し、投入材のリードタイムの長期化を示唆した一方、仕入れ価格は4カ月ぶり高水準に上昇し、投入コストの高止まりも示された。
株探ニュース