ダウ先物は反発の一方、ナスダック100は下落=米国株
米株価指数先物(3月限)(NY時間08:38)(日本時間22:36)
ダウ先物 49478(+128.00 +0.26%)
S&P500 6951.25(+9.50 +0.14%)
ナスダック100先物 25382.25(-69.75 -0.27%)
きょうの米株価指数先物市場、ダウ先物は反発の一方、IT・ハイテク株は軟調な動きが続き、ナスダック100は下落。AIによる事業構造の変化に影響を受けやすい銘柄への売りが続く中、株式市場は上値の重い展開が強まっている。一方、こうした動きの中、景気敏感株や小型株へのローテーションは一段と強まっている。
AMD<AMD>が決算を受けてネガティブな反応が出ていることで、IT・ハイテク株への慎重姿勢は続いているようだ。決算と高バリュエーションの中で、期待に届かない企業は厳しく売られている。市場の不安を再燃させているのは、アンソロピックが発表した新たな自動化ツールで、売りは金融サービスや資産運用会社にも波及。
ポートフォリオマネジャーからは「恐怖かファンダメンタルズか、市場はまだ整理できていない。信頼感がセクター全体で崩れ、無差別的な売りが出ている」との指摘も出ている。一方、「高バリュエーションは許容度を狭めるが、今回の調整はパニックを伴わず、過熱感をすでに削いだ。世界経済の成長再加速と業績改善が株価の下支えになる」との見方も出ている。
本日は引け後にアルファベット<GOOG><GOOGL>が決算を受けを発表する。前四半期までは、強い内容の決算が相次いでいたが、「ジェミニ3」の動向を含めて、現在のIT・ハイテク株の重苦しい雰囲気を打破してくれるか注目される。
先ほど1月のADP雇用統計が発表され民間雇用者数が前月比2.2万人増に留まり、予想を下回った。米株式市場は利下げ期待からポジティブな反応も見せていた。なお、政府機関一部閉鎖の影響で、今週は米雇用統計の公表は延期されている。
AMD<AMD>が決算を受け時間外で下落。市場の高い期待には届かず、AI分野で想定ほどの進展が見られていないことを示した点が嫌気。第1四半期の売上高見通しは予想こそ上回ったが、一部にあった100億ドル超の強気予想には届かなかった。
医薬品のイーライリリー<LLY>が決算を受け時間外で上昇。1株利益、売上高とも予想を上回った。マンジャロとゼップバウンドの数量増により売上高は43%の増収となった。
医薬品のアムジェン<AMGN>が決算を受け時間外で上昇。1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、予想を上回る通期見通しを示した。主力薬の高コレステロール治療薬レパーサが好調だった。
(NY時間08:48)(日本時間22:48)時間外
アムジェン<AMGN> 337.05(-1.54 -0.45%)
アップル<AAPL> 270.51(+1.03 +0.38%)
マイクロソフト<MSFT> 411.20(-0.01 0.00%)
アマゾン<AMZN> 239.38(+0.76 +0.32%)
アルファベットC<GOOG> 344.03(+3.33 +0.98%)
アルファベットA<GOOGL> 342.85(+3.14 +0.92%)
テスラ<TSLA> 422.52(+0.56 +0.13%)
メタ<META> 688.17(-3.53 -0.51%)
エヌビディア<NVDA> 179.62(-0.72 -0.40%)
AMD<AMD> 217.05(-25.06 -10.35%)
イーライリリー<LLY> 1092.22(+88.76 +8.85%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース