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話題株ピックアップ【夕刊】(1):芝浦、山一電機、ふくおかFG

注目
2026年2月5日 15時45分

■芝浦メカトロニクス <6590>  27,980円  +4,450 円 (+18.9%)  本日終値  東証プライム 上昇率2位

芝浦メカトロニクス<6590>が後場終盤に急騰。午後3時ごろに、2月28日を基準日として1株を5株に株式分割すると発表。また、26年3月期の連結業績予想について、売上高を835億円から880億円(前期比8.8%増)へ、営業利益を125億円から150億円(同6.1%増)へ、純利益を89億円から108億円(同4.6%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を238円から58円に実質増額修正しており、これらを好感した買いが流入した。第3四半期までの業績の進捗のほか、半導体分野における足もとの顧客の投資動向を考慮したという。 同時に発表した第3四半期累計(4~12月)決算は、売上高661億6300万円(前年同期比17.0%増)、営業利益123億2600万円(同32.6%増)、純利益88億5300万円(同27.4%増)だった。生成AI用GPUの旺盛な需要継続を受けて、特に半導体後工程の先端パッケージ向け装置が大幅に増加。低調に推移したFPD分野や新紙幣発行に伴う機器更新の需要が収束した流通機器分野が減少したものの、SPE(半導体製造装置)分野の好調で増益となった。

■山一電機 <6941>  7,730円  +1,000 円 (+14.9%) ストップ高   本日終値  東証プライム 上昇率3位

山一電機<6941>はストップ高の7730円に買われた。4日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想について、売上高を477億円から520億円(前期比14.8%増)へ、営業利益を93億円から110億円(同33.7%増)へ、純利益を64億円から80億5000万円(同53.6%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を70円から97円へ引き上げ年間配当予想を132円(前期89円)としたことを好感した買いが流入した。第3四半期までのコネクタソリューション事業で、基幹系通信機器向けが好調に推移したほか、AIを含むデータセンター向けが大幅に増加し好調な結果となっており、第4四半期においてもこの需要が続くものと予想されることが要因としている。同時に発表した第3四半期累計(4~12月)決算は、売上高395億9500万円(前年同期比9.6%増)、営業利益93億1200万円(同29.1%増)、純利益69億7700万円(同55.6%増)だった。

■ふくおかFG <8354>  6,676円  +622 円 (+10.3%)  本日終値  東証プライム 上昇率5位

ふくおかフィナンシャルグループ<8354>が3連騰で連日の上場来高値を更新。4日の取引終了後に26年3月期の連結業績予想について、最終利益を800億円から850億円(前期比17.8%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を85円から95円へ引き上げ年間配当予想を180円としたことが好感された。第3四半期までの実績で資金運用収益などが増加していることに加えて、子銀行におけるコア業務純益の増加が見込まれることが要因という。なお、同時に発表した第3四半期累計(4~12月)決算で、最終利益は703億4700万円(前年同期比15.8%増)だった。

■パナHD <6752>  2,378.5円  +184.5 円 (+8.4%)  本日終値  東証プライム 上昇率9位

パナソニック ホールディングス<6752>がマドを開けて上放れし3連騰。2007年6月以来、約18年8カ月ぶりの高値をつけた。4日の取引終了後、26年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を修正した。最終利益予想を2600億円から2400億円(前期比34.5%減)に引き下げた。売上高予想は据え置き。ただ、グループ経営における構造改革の規模拡大に伴う費用の増加が要因であるため、収益力強化に向けた取り組みが進んでいるとの見方が優勢になっているもようで、買いが入った。4~12月期は売上高が5兆8837億8000万円(前年同期比8.1%減)、最終利益が1252億9700万円(同56.6%減)だった。第3四半期(10~12月)は売上高が2兆633億400万円(前年同期比4.1%減)、最終損益が171億700万円の赤字(前年同期は994億9700万円の黒字)との計算になる。構造改革費用が響いた。一方、調整後営業利益率は前年同期の7%から7.7%に上昇しており、収益性の向上も株価の刺激材料になっている。調整後営業増益には国内の電材が堅調に推移したことや生成AIサーバーなどの情報通信関連製品の需要拡大、生成AIサーバーを含むICT需要を捉えたプロセスオートメーションの増販などが貢献した。

■ABEJA <5574>  3,150円  +236 円 (+8.1%)  本日終値

ABEJA<5574>は急伸。同社は4日、三菱重工業<7011>から委託を受け、VLA(Vision-Language-Action)モデルの適用に係る共同研究の実施可能性について検討を開始すると発表した。VLAモデルは、視覚情報(Vision)、自然言語(Language)、ロボットや機体への具体的な行動(Action)へと直接結びつける最先端のAIモデルの一つ。三菱重と連携し、VLAモデルの概要調査や動作原理などについての技術調査、最新動向や適用事例についての調査などを進めていく。これを材料視する見方が強まったようだ。

■清水建設 <1803>  3,170円  +231 円 (+7.9%)  本日終値  東証プライム 上昇率10位

清水建設<1803>は後場急伸し新値追い。初めて3000円大台に乗せた。きょう午後1時ごろ、26年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高予想を従来予想の1兆9100億円から2兆100億円(前期比3.4%増)、営業利益予想を780億円から1100億円(同54.9%増)、最終利益予想を750億円から1100億円(同66.6%増)に引き上げており、業況を好感した買いが集まっている。期末配当予想は21円増額の43円になる。年間配当予想は65円(前期は38円)とする。国内の建築工事及び土木工事の施工が順調に進捗し完成工事高が増える。更に、追加変更工事の獲得や工事原価の圧縮などで収益性の改善が進んだうえ、受注時の採算も想定を上回っている。なお、今期は特別損失として米国不動産子会社が保有する賃貸オフィスビル2件の減損損失を計上したものの、政策保有株の縮減を進めるなかで投資有価証券売却益が当初の計画を超える。4~12月期は売上高が1兆4293億1000万円(前年同期比7.6%増)、営業利益が745億3900万円(同2.1倍)、最終利益が809億6100万円(同2.0倍)だった。                

■エラン <6099>  719円  +52 円 (+7.8%)  本日終値

エラン<6099>が大幅反発。同社は4日の取引終了後、25年12月期の連結決算発表にあわせ、26年12月期の業績予想を開示した。今期の売上高予想は前期比9.7%増の608億円、最終利益予想は同15.6%増の32億円とした。前期に続き最高益更新を計画し、ポジティブ視されたようだ。同社は入院患者や介護施設の入所者に衣類や日常生活用品をレンタルする「CSセット」を手掛けている。今期はCSセットで新規施設の獲得や付加価値の向上などを進め、増収増益につなげる方針。年間配当予想は前期比1円増配の16円とした。25年12月期の売上高は前の期比16.7%増の554億4800万円、最終利益は同17.5%増の27億6700万円。計画に対しては下振れして着地する形となった。

■LINEヤフー <4689>  407.7円  +29.5 円 (+7.8%)  本日終値

LINEヤフー<4689>が切り返し急。4日の取引終了後、26年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比4.7%増の1兆4953億5700万円、最終利益は同43.6%増の1833億400万円となった。傘下のアスクル<2678>で発生したシステム障害による影響を受けながらも、メディア事業でのアカウント広告とディスプレー広告の売上高が拡大。検索広告は減収となったが、PayPayの連結取扱高も順調に増加しており、全体として好決算との受け止めから買い戻しが優勢となった。

■アステラス製薬 <4503>  2,421円  +173.5 円 (+7.7%)  本日終値

アステラス製薬<4503>が大幅高で5連騰。2023年5月につけた上場来高値を更新した。同社は4日の取引終了後、26年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正しており、評価された。今期の売上高予想は従来の見通しから700億円増額して2兆1000億円(前期比9.8%増)、純利益予想を700億円増額して2500億円(前期比4.9倍)に引き上げた。前立腺がん治療剤「イクスタンジ」などの販売が拡大する。為替の影響も加味した。4~12月期の売上高は前年同期比10.2%増の1兆6013億2000万円、最終損益は2480億1400万円の黒字(前年同期は241億4900万円の赤字)となった。

■沖電気工業 <6703>  2,245円  +159 円 (+7.6%)  本日終値

沖電気工業<6703>が後場一段高となった。同社は5日午後1時、26年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。最終利益予想を従来の160億円から190億円(前期比52.2%増)に引き上げており、評価された。複合機の開発・生産に関する事業統合により発足したエトリア社への参画に伴い、事業譲渡益を計上。社会インフラ関連や防衛システム、航空機器関連を手掛けるパブリックソリューションの営業利益予想を引き上げた。今期の売上高予想は従来の見通しから100億円下方修正し、4300億円(同5.0%減)に見直した。4~12月期の売上高は2822億2500万円(前年同期比8.1%減)、最終利益は73億7600万円(同3.7倍)となった。ATMや金融機関営業店システム、鉄道発券システムを展開するエンタープライズソリューションと、プリンター消耗品やIoT機器などを手掛けるコンポーネントプロダクツで減収減益となった。

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