話題株ピックアップ【夕刊】(2):あおぞら銀、ルネサス、三重交HD
■あおぞら銀行 <8304> 2,761円 +195 円 (+7.6%) 本日終値
あおぞら銀行<8304>が大幅に3日続伸し、昨年来高値を更新した。4日の取引終了後、26年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表。純利益は前年同期比34.5%増の218億2500万円となった。通期計画の220億円に迫る水準となり、好感された。コーポレートローンやLBOファイナンスを中心に国内ではビジネスアセットが拡大し資金利益が増加。非資金利益も好調だった。また、米国のオフィス向けローンのワークアウトが進展し、税負担が軽減された。
■ルネサス <6723> 2,766.5円 +192.5 円 (+7.5%) 本日終値
ルネサスエレクトロニクス<6723>が急反発し、昨年来高値を更新した。同社は5日、25年12月期の連結決算発表にあわせ、26年12月期第1四半期(1~3月)の業績予想を公表した。非GAAPベースで売上高は3675億~3825億円(前年同期比19.0~23.9%増)、営業利益率は32.0%(同4.9ポイント上昇)を見込む。増収・営業利益率の改善見通しを好感した買いが入ったようだ。想定為替レートは1ドル=154円、1ユーロ=182円に設定した。このほか、タイミング事業について米Siタイム<SITM>に売却することも発表している。譲渡価額は30億ドル(約4680億円)。同事業の売却については一部で事前に報じられていた。
■三重交HD <3232> 584円 +39 円 (+7.2%) 本日終値
三重交通グループホールディングス<3232>が大幅反発し昨年来高値を更新。4日の取引終了後に26年3月期の連結業績予想について、売上高を1090億円から1100億円(前期比5.9%増)へ、営業利益を91億円から97億円(同15.3%増)へ、純利益を61億円から63億円(同4.0%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を8円から10円へ引き上げ年間配当予想を18円(前期14円)としたことが好感された。運輸やレジャー・サービス事業で単価や稼働が想定を上回って推移していることに加えて、自動車販売事業で新車販売の増加が見込まれることなどが要因という。なお、同時に発表した第3四半期累計(4~12月)決算は、売上高768億5400万円(前年同期比1.1%増)、営業利益80億6300万円(同6.3%増)、純利益60億8100万円(同2.5%増)だった。
■日本空港ビルデング <9706> 5,249円 +321 円 (+6.5%) 本日終値
日本空港ビルデング<9706>が大幅高で3日続伸。4日の取引終了後に発表した第3四半期累計(4~12月)連結決算が、売上高2171億3900万円(前年同期比7.7%増)、営業利益355億8200万円(同11.1%増)、純利益222億4000万円(同18.6%増)と2ケタ増益で着地したことが好感された。旅客数の増加や前年4月に国内線旅客取扱施設利用料を改定したことなどにより施設利用料収入が増加したほか、ラウンジや駐車場における価格改定効果もあって施設管理運営業収入が伸長。また、国内線旅客数の増加や積極的な催事・イベント展開による需要の取り込みが奏功し物品販売も増収となった。なお、26年3月期通期業績予想は、売上高2883億円(前期比6.8%増)、営業利益415億円(同7.6%増)、純利益254億円(同7.5%減)の従来見通しを据え置いている。
■チャームケア <6062> 1,386円 +83 円 (+6.4%) 本日終値
チャーム・ケア・コーポレーション<6062>は大幅高。この日午後2時30分ごろ、上期(25年7~12月)連結決算を発表。売上高は223億2700万円(前年同期比11.4%増)、営業利益は24億2500万円(同38.3%増)となった。介護付きホームへの入居が進んだことによる成長や、生産性向上による利益率の向上が寄与した。これが好感された。
■コロプラ <3668> 446円 +25 円 (+5.9%) 本日終値
コロプラ<3668>が全般地合い悪に抗して強さを発揮、一時前日比7.6%高の453円と大幅高に買われる場面があった。スマートフォンゲームの開発・運営を主力展開する。「ドラゴンクエストウォーク」などが好調で収益に貢献している。4日取引終了後、26年9月期第1四半期(10~12月)の決算を発表したが、経常利益は前年同期比8.6倍の4億8400万円と急拡大しており、これが投資資金の攻勢を誘っている。同社は通期予想を開示していないが、中期目標として売上高1000億円(前期実績259億3300万円)、営業利益500億円(同10億200万円)を掲げている。
■東武鉄道 <9001> 2,940.5円 +142.5 円 (+5.1%) 本日終値
東武鉄道<9001>が3日続伸し昨年来高値を更新。4日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想について、売上高を6500億円から6530億円(前期比3.4%増)へ、営業利益を690億円から700億円(同6.2%減)へ、純利益を515億円から520億円(同1.3%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を32円50銭から35円へ引き上げ年間配当予想を67円50銭(前期60円)としたことが好感された。鉄道業が定期・定期外ともに輸送需要を確実に取り込んでいることに加えて、百貨店業及びホテル業における増収など直近の動向を織り込み、通期予想の見直しを行ったという。なお、同時に発表した第3四半期累計(4~12月)決算は、売上高4759億2000万円(前年同期比3.8%増)、営業利益582億300万円(同3.9%減)、純利益476億8500万円(同14.0%増)だった。
■エクサウィザーズ <4259> 840円 +40 円 (+5.0%) 本日終値
エクサウィザーズ<4259>が5日続伸し、昨年来高値を更新した。同社はきょう、子会社のExaMDが開発した「認知機能AI診断支援アプリ」の国内での治験開始にあたり、医療品医療機器総合機構(PMDA)への治験届の提出が完了したと発表。これが材料視されたようだ。この治験は、1分程度の自由会話から被験者を「健常相当」または「MCI・認知症相当」と判定する同機器の有効性を検証することを目的として実施するもの。目標症例数は100例以下、被験者登録期間は3カ月を予定しており、少ない症例数と短期スケジュールでの実施を計画している。
■すかいらーく <3197> 3,371円 +148 円 (+4.6%) 本日終値
すかいらーくホールディングス<3197>が大幅高で5日続伸。4日の取引終了後に発表した1月度売上高(速報値)で、既存店売上高が前年同月比10.3%増となり、46カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。「ガスト」で「雪見だいふく」とのコラボレーションデザートを投入したほか、「しゃぶ葉」で料理研究家リュウジさん、声優安元洋貴さん監修のメニューを投入、また、「夢庵」で冬のキラーコンテンツ「霧島ちゃんこ鍋」が売り上げに貢献するなど、戦略的なコラボ施策が奏功し客数と客単価の増加を牽引した。なお、全店売上高は同12.0%増だった。
■GSユアサ <6674> 4,002円 +160 円 (+4.2%) 本日終値
ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674>が続急伸、一時247円高の4089円まで上値を伸ばし、直近戻り高値である1月16日の4053円を払拭した。商いも前日から急増傾向にあり、5日・25日移動平均線のゴールデンクロス示現も目前と動兆著しい。同社は車載用や産業用蓄電池の大手で成長カテゴリーであるリチウムイオン電池にも力を注いでいる。4日に26年3月期業績予想の修正を発表、最終利益は従来予想の330億円から360億円(前期比18.4%増)に増額した。リチウムイオン電池は世界的に見直しムードが高まっているハイブリッド車向けで需要を開拓し、値上げ効果も寄与して収益押し上げに寄与している。鉛電池では世界屈指の実力を持つが、PERは11倍台で時価は依然として割安感が漂う。
株探ニュース