本日注目すべき【好決算】銘柄 有沢製、味の素、スクエニHD (5日引け後 発表分)
2月5日の引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
有沢製 <5208> [東証P] ★今期経常を一転4%増益に上方修正、配当も9円増額
◆26年3月期の連結経常利益を従来予想の45億円→55億円に22.2%上方修正。従来の減益予想から一転して4.4%増益見通しとなった。主力の電子材料でスマートフォンや半導体向け需要が増加しているほか、産業用構造材料で航空機用ハニカムパネルや水処理用FRP製圧力容器が好調に推移していることを織り込んだ。
業績好調に伴い、年間配当を従来計画の88円→97円(前期は96円)に増額修正した。
ゲオHD <2681> [東証P] ★4-12月期(3Q累計)経常は14%増益・通期計画を超過
◆26年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比14.0%増の125億円に伸びて着地。積極出店や消費者のリユース志向の高まりを追い風に、「2nd STREET」で衣料・服飾雑貨を中心に販売が伸びたほか、新品商材では「ニンテンドースイッチ2」本体の安定供給によって年末商戦で好調だったことが寄与。
通期計画の110億円をすでに上回っており、業績上振れが期待される。
味の素 <2802> [東証P] ★今期最終を8%上方修正・最高益予想を上乗せ
◆26年3月期の連結最終利益を従来予想の1200億円→1300億円に8.3%上方修正。増益率が70.8%増→85.0%増に拡大し、従来の3期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。本社ビル(中央区京橋)の売却に伴い、売却益406億円が発生することが最終利益を押し上げる。
TOKAI <3167> [東証P] ★今期経常を7%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額
◆26年3月期の連結経常利益を従来予想の175億円→187億円に6.9%上方修正。増益率が0.7%増→7.7%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。エネルギー事業、情報通信事業、CATV事業の費用を想定より抑制することが上振れの要因。
業績好調に伴い、年間配当を従来計画の34円→36円(前期は34円)に増額修正した。
三菱総研 <3636> [東証P] ★10-12月期(1Q)経常は99%増益で着地
◆26年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比99.0%増の38.5億円に拡大して着地。シンクタンク・コンサルティングサービスが前期末からの豊富な受注残高を背景に、官公庁向け案件を中心に好調を持続したほか、ITサービスでは公共向けシステム案件や金融・カードの決済領域などが伸びた。前期に発生した不採算案件の解消も大幅増益につながった。
第1四半期実績だけで、通期計画の90億円に対する進捗率は42.9%に達しており、業績上振れが期待される。
GMO-PP <3695> [東証G] ★前期経常を一転30%増益に上方修正、配当も24.94円増額
◆25年12月期の連結経常利益を従来予想の1億7300万円→3億2300万円に86.7%上方修正。従来の減益予想から一転して30.2%増益見通しとなった。ストック型の高収益モデルへの転換に向けた事業構造改革が順調に進捗し、アンケートの売り上げが計画を上回ったことが要因。オペレーション原価の削減に加え、為替差損益が改善したことも利益を押し上げた。
業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の34.58円→59.52円(前の期は114.84円)に大幅増額修正した。
カナミックN <3939> [東証P] ★10-12月期(1Q)経常は26%増益で着地
◆26年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比25.9%増の4.6億円に伸びて着地。主力の医療・介護クラウドプラットフォーム事業でストック型のクラウドサービスの新規導入が進んだほか、広告や人材マッチングなどのプラットフォームサービスが好調に推移したことが寄与。フィットネスジムの利用者増加やコスト削減によって健康寿命延伸事業の収益が伸長したことも大幅増益に貢献した。
シャノン <3976> [東証G] ★前期経常を一転黒字に上方修正
◆25年12月期(14ヵ月の変則決算)の連結経常損益を従来予想の1000万円の赤字→6800万円の黒字に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。前期業績の上方修正は昨年12月に続き、2回目。受注案件の納品が順調に進捗する中、徹底したコスト管理や生産効率の向上が奏功し、原価率が改善したことが要因。期末にかけて想定以上の受注があり、期末仕掛品残高が想定より多くなったことも利益を押し上げた。
BASE <4477> [東証G] ★前期経常を37%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1円増額
◆25年12月期の連結経常利益を従来予想の12億円→16.4億円に36.5%上方修正。増益率が51.3%増→2.1倍に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。前期業績の上方修正は昨年11月に続き、2回目。売上総利益が計画を上回ったことに加え、プロモーション費用の抑制などによって販管費が想定より減少したことが上振れの要因。
業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の4円→5円(前の期は無配)に増額修正した。
富士製薬 <4554> [東証P] ★今期経常を12%上方修正・最高益予想を上乗せ
◆26年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比92.8%増の26.5億円に拡大して着地。第1四半期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の52.4億円→58.8億円に12.2%上方修正。増益率が17.5%増→31.9%増に拡大し、従来の9期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。女性医療分野の「エフメノ」、「アリッサ」やバイオシミラーの「アフリベルセプト」といった主力製品の販売が想定以上に伸びる。
一方、投資有価証券評価損の発生を踏まえ、最終利益は従来予想の38.1億円→22.4億円に41.2%下方修正した。
JCU <4975> [東証P] ★今期経常を一転8%増益に上方修正・最高益、配当も13円増額
◆26年3月期の連結経常利益を従来予想の108億円→118億円に9.3%上方修正。従来の減益予想から一転して8.1%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。スマートフォンやパソコンをはじめとする高機能電子デバイスの需要が堅調に推移し、第3四半期までの電子分野向け薬品売上高が想定以上に増加したことなどを反映した。
業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の82円→95円(前期は76円)に増額修正した。
フォースタ <7089> [東証G] ★今期経常を19%上方修正・最高益予想を上乗せ
◆26年3月期の連結経常利益を従来予想の7.7億円→9.2億円に19.5%上方修正。増益率が71.5%増→2.0倍に拡大し、従来の3期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。前期業績の上方修正は昨年11月に続き、2回目。ヒューマンキャピタル事業で生産性改善が進展し、支援件数が大幅に増加したことに加え、成約単価も高水準で推移していることを織り込んだ。
併せて、発行済み株式数の3.0%にあたる20万株または2億円を上限に自社株買いを実施すると発表。
ZACROS <7917> [東証P] ★今期経常を12%上方修正・4期ぶり最高益更新へ
◆26年3月期の連結経常利益を従来予想の108億円→121億円に12.0%上方修正。増益率が4.2%増→16.7%増に拡大し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。情報電子事業と産業インフラ事業の売上高が計画を上回ることが寄与。生産効率の向上や価格転嫁の進展に加え、受取保険金を計上することも利益を押し上げる。
スクエニHD <9684> [東証P] ★今期経常を34%上方修正
◆26年3月期の連結経常利益を従来予想の410億円→550億円に34.1%上方修正。増益率が0.1%増→34.3%増に拡大する見通しとなった。デジタルエンタテインメント事業で収益性の改善が進んだことに加え、ライツ・プロパティ等事業で想定以上のロイヤリティ収益を計上したことを反映した。
併せて、株主優待制度を導入すると発表。100株以上を保有する株主に、e-STOREクーポン(500円~3万円分)を贈呈する。
株探ニュース