ベッセント財務長官、ウォーシュ氏の公聴会を開催できるとの見通し示す
ベッセント財務長官は、共和党上院議員との対立があるものの、トランプ大統領が指名した次期FRB議長候補の公聴会を開催できるとの見通しを示した。
ベセント長官はCNBCのインタビューで、「今週の火曜日に共和党上院議員グループと会談し、元FRB理事のウォーシュ氏の公聴会を開始することで合意に達した」と述べた。
上院銀行委員会のメンバーでFRB人事の審査を担当するティリス上院議員は、FRB本部改修(総額25億ドル)を巡る司法省の調査が終了するまで、FRB人事を保留すると表明している。
ベッセント財務長官は「ティリス上院議員は銀行委員会から本会議への採決を保留したい考えだ」と述べた一方、「公聴会を開始することが重要だ。開始することで合意していると思う」と語った。
銀行委員会は党派が拮抗しているため、過去の慣例ではティリス議員の支持がなければ、民主党議員が共和党側に加わらない限り、ウォーシュ氏の指名は本会議に進めない可能性がある。
ティリス議員は今週、パウエル議長による改修計画に関する証言について、米司法省の調査に代わり、銀行委員会が独自調査を行う案を拒否していた。
ベッセント財務長官は米司法省の捜査内容について踏み込むことは避けたが、FRBに対して召喚状が発行されているものの、それが起訴を意味するとは限らないと指摘。また、銀行委員長を務める共和党のスコット議員が、「パウエル議長は1つの罪で有罪だ。無能という点でだ」と述べていたことにも言及した。
ベッセント財務長官はまた、インフレは鈍化しているとの認識を示し、年半ばにはFRBの2%目標付近に戻る可能性があると予想した。第4四半期のGDP次第では、2025年の成長が3%を上回る可能性があるとの見方も改めて示している。
株探ニュース