話題株ピックアップ【夕刊】(1):AIメカ、オプトラン、住友ファーマ (訂正)
■AIメカテック <6227> 14,090円 +3,000 円 (+27.1%) ストップ高 本日終値
AIメカテック<6227>はストップ。前週末13日取引終了後、26年6月期連結業績予想について売上高を250億1000万円から343億1200万円(前期比63.6%増)へ、営業利益を25億900万円から48億5400万円(同2.3倍)へ上方修正すると発表した。AI用先端半導体向けウエハハンドリングシステムの受注・出荷が牽引し、上期に想定を上回る収益となった影響を織り込んだ。これを好感した買いが膨らんだ。あわせて、3月31日を基準日として1株を3株に分割すると発表した。これに伴い、通期の配当予想を17円に修正した。分割前ベースで51円であり、従来予想(50円)から実質増配となる見通し。このほか、海外の大手半導体関連メーカー2社からウエハハンドリングシステム(ボンダー・デボンダー装置)を約78億円で受注したことを明らかにした。売り上げ計上は27年6月期の予定。
■オプトラン <6235> 2,629円 +500 円 (+23.5%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率トップ
オプトラン<6235>はストップ高。前週末13日取引終了後、26年12月期連結業績予想について売上高を382億円(前期比12.8%増)、営業利益を62億円(同85.9%増)と発表。配当予想は56円(前期54円)とした。これを好感した買いが集まっている。同時に発表した25年12月期決算は、売上高が338億6100万円(前の期比4.5%増)、営業利益が33億3400万円(同49.2%減)だった。光学領域の自動車向けディスプレイ・カメラ、光通信をはじめとする光学部品向け装置や、半導体光学の光電子向け装置が好調で増収を確保。一方、利益率の高い装置の販売減や棚卸資産評価損の計上などが利益面で響いた。
■関東電化工業 <4047> 1,685円 +300 円 (+21.7%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率2位
13日に決算を発表。「今期経常を一転18%増益に上方修正」が好感された。
関東電化工業 <4047> [東証P] が2月13日大引け後(15:30)に決算を発表。26年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比13.9%増の35億円に伸びた。併せて、通期の同利益を従来予想の35億円→53億円(前期は45億円)に51.4%上方修正し、一転して17.6%増益見通しとなった。
■コメ兵ホールディングス <2780> 4,090円 +700 円 (+20.7%) ストップ高 本日終値
コメ兵ホールディングス<2780>がストップ高の水準となる前営業日比700円高の4090円に買われた。前週末13日の取引終了後、26年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比40.9%増の1575億600万円、営業利益は同12.6%増の57億2800万円となった。大幅な増収で2ケタの営業増益で着地しており、評価された。10~12月期では売上高は46%増、営業利益は2.0倍となり、四半期単位で過去最高となった。金相場の高騰を背景に金地金の買い取りが増加し、売上高の拡大に寄与した。
■住友ファーマ <4506> 2,970.5円 +500 円 (+20.2%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率3位
住友ファーマ<4506>が大幅高で5連騰。同社は前週末13日の取引終了後、パーキンソン病を対象とする「非自己iPS細胞由来ドパミン神経前駆細胞」(アムシェプリ)に関し、今月19日開催予定の厚生労働省薬事審議会再生医療等製品・生物由来技術部会の審議事項として公開されたと発表。今回の部会での審議で再生医療等製品のアムシェプリの承認の可否などが判断されるとしており、新薬の実用化を期待した買いが集まった。住友ファーマはRACTHERA(東京都中央区)とともに、昨年8月5日付で国内における製造販売承認申請を行っていた。
■パワーエックス <485A> 3,025円 +500 円 (+19.8%) ストップ高 本日終値
パワーエックス<485A>がストップ高。同社は前週末13日の取引終了後、25年12月期の連結決算発表にあわせ、26年12月期の業績予想を開示。今期の売上高は前期比96.8%増の380億円、経常損益は10億~15億円の黒字(前期は17億9600万円の赤字)の見通しとした。大幅な増収で黒字転換を計画。更にインターネットイニシアティブ<3774>とともに、蓄電システムとコンテナデータセンターを活用した協業に関する覚書を締結したと発表しており、これらを材料視した買いが集まった。定置用蓄電システムの製造販売を手がけるBESS(バッテリーエナジーストレージシステム)事業で増収増益を計画。今回発表した新規のデータセンター事業については、売り上げは見込まず若干の研究開発コストを見込むのみとした。想定以上の需要があった場合は追加での投資を行う可能性があるとしている。原材料価格や為替変動リスクなども考慮し、業績予想はレンジ方式で示した。25年12月期の売上高は前の期比3.1倍の193億600万円。経常損益の赤字幅は前の期の57億200万円から縮小した。
■精工技研 <6834> 22,730円 +3,720 円 (+19.6%) 本日終値
精工技研<6834>が大幅高で、昨年来高値を更新した。同社は13日取引終了後、26年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益の見通しは従来の49億円から70億円(前期比2.5倍)に引き上げた。売上高予想も240億円から300億円(同50.1%増)に上方修正。車載用センサーなどに用いるインサート成形品や金型などの売り上げが堅調だったほか、光コネクターを中心とする光通信用部品が伸長した。また、期末配当を従来計画比20円増額の60円とすることも発表。これにより、中間配当40円とあわせた年間配当は100円(前期は65円)となる。
■タカラバイオ <4974> 951円 +150 円 (+18.7%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率5位
タカラバイオ<4974>はストップ高。同社に対して親会社の宝ホールディングス<2531>が完全子会社化を目的としてTOB(株式公開買い付け)を実施すると前週末13日の取引終了後に発表。買付価格は1株1150円で、タカラバイオの株価はこれにサヤ寄せをしている。買付期間はきょうから4月6日まで。買付予定数の下限は692万7000株で、上限は設定しない。TOBが成立した場合、所定の手続きを経てタカラバイオは上場廃止となる見通し。タカラバイオはTOBに賛同の意見を表明している。宝HLDは親子上場を解消し、タカラバイオのサプライチェーンや商品・サービスの見直しなどで迅速な意思決定と実行を図る方針。東京証券取引所は13日付でタカラバイオを監理銘柄(確認中)に指定した。
■OBARA GROUP <6877> 4,570円 +700 円 (+18.1%) ストップ高 本日終値
OBARA GROUP<6877>がストップ高の4570円に買われた。前週末13日の取引終了後に上限を120万株(自己株式を除く発行済み株数の7.87%)、または50億円とする自社株買いを実施すると発表しており、好材料視された。取得期間は2月16日から来年2月15日までで、成長戦略の実施に必要な財務基盤を維持しつつ、株主還元の一層の強化と資本効率の向上を図ることが目的という。同時に発表した第1四半期(25年10~12月)連結決算は、売上高184億2900万円(前年同期比39.6%増)、営業利益30億5900万円(同52.2%増)、純利益19億3000万円(同30.1%増)だった。自動車向け溶接機器の設備品や消耗品の拡販を図ったことに加えて、半導体向け平面研磨装置が好調に推移したことが貢献した。なお、26年9月期通期業績予想は、売上高639億円(前期比3.6%増)、営業利益92億円(同5.2%減)、純利益63億円(同6.8%減)の従来見通しを据え置いている。
■日本マイクロニクス <6871> 12,440円 +1,820 円 (+17.1%) 本日終値 東証プライム 上昇率6位
日本マイクロニクス<6871>が大幅高で6連騰。上場来高値を連日で更新した。同社は前週末13日の取引終了後、25年12月期の連結決算発表にあわせ、26年12月期第2四半期累計(1~6月)の業績予想を公表。売上高が中間期で前年同期比32.5%増の439億円、最終利益が同71.7%増の82億円となる見通しを示した。前期の実績が計画を上振れして着地し、過去最高益を更新したことも相まって、評価された。25年12月期の売上高は前の期比26.1%増の701億7300万円、最終利益は同36.9%増の120億6300万円だった。半導体メモリー向けプローブカードの需要が一段と拡大し、製品ミックスは改善。為替評価の計上もあって計画を上回って着地した。今年もプローブカード市場は高成長が続くと予測する。また、同社は前期の期末一括配当について、従来の見通しから23円増額して95円とした。今期の期末配当予想については、中間期決算とともに開示する予定としている。
株探ニュース