ダウ先物は反落 ウォルマートの冴えない見通しやイラン情勢の緊張も重し=米国株
米株価指数先物(3月限)(NY時間08:40)(日本時間22:40)
ダウ先物 49570(-152.00 -0.31%)
S&P500 6873.50(-20.75 -0.30%)
ナスダック100先物 24854.00(-102.00 -0.41%)
きょうの米株価指数先物市場、ダウ先物、S&P500、ナスダック100とも反落。前日の上昇分の一部を失っている。取引開始前に公表されたウォルマート<WMT>の冴えない業績見通しが投資家心理を圧迫しているほか、米国とイランの間で燻る緊張も重しとなっている。
なお、先ほど発表の米新規失業保険申請件数が予想を大きく下回り、労働市場が踏み留まっていることが示された。米利下げ期待の後退から、米株式市場はネガティブな反応も見られたが、一時的な動きに留まっている。
ウォルマートは時間外で軟調。ガイダンスを嫌気しており、第1四半期、27年度通期とも予想を下回る1株利益の見通しを示した。市場の高い期待を下回り、貿易や労働市場を巡る不透明感を指摘。
イランの核開発計画を巡る米国との対立が続く中、原油価格が上げ幅を拡大しており、投資家の警戒感も高まっている。WTIは66ドル台まで上昇。
前日の米株式市場は上昇して終了したが、マグニフィセント7の上昇に加え、金融やエネルギー株の堅調さが相場を後押しした。ただ、ストラテジストは「大型株の反発や、ローテーション、物色の広がり(ブロ-ドニング)が一時的に止まる展開が、今後数週間で起きても驚きではない」と述べている。また、「売りは広範かつ無差別に広がっており、場合によっては現在のファンダメンタルズと比べて相当程度の混乱リスクがすでに株価に織り込まれている可能性がある」とも付け加えた。
同ストラテジストはまた、IT・ハイテクに対する悲観論は行き過ぎている可能性があるとしつつも、「マクロ環境が引き続き景気敏感株を優位にする中で、同セクターが持続的な主導権を取り戻す可能性はなお疑わしい」との見方も示している。
農業機械のディア<DE>が決算を受け時間外で上昇。通期の純利益の見通しを上方修正したほか、小型農業・芝生、建設・林業の売上高見通しを上方修正している。農業経済が近く改善に向かうとの見方が背景。
eコマースのイーベイ<EBAY>が決算を受け時間外で上昇。1株利益、売上高とも予想を上回った。総取扱高(GMV)も予想を上回っている。第1四半期のガイダンスも公表し、予想を上回る見通しを示した。同社はまた、ファッション専門のフリマアプリを運営するディポップを約12億ドルで買収することで合意した。
(NY時間08:50)(日本時間22:50)時間外
ウォルマート<WMT> 126.04(-0.58 -0.46%)
イーベイ<EBAY> 87.28(+5.10 +6.21%)
ディア<DE> 627.75(+34.48 +5.81%)
アップル<AAPL> 262.52(-1.83 -0.69%)
マイクロソフト<MSFT> 399.97(+0.37 +0.09%)
アマゾン<AMZN> 203.84(-0.95 -0.46%)
アルファベットC<GOOG> 302.02(-1.92 -0.63%)
アルファベットA<GOOGL> 301.40(-1.93 -0.64%)
テスラ<TSLA> 408.01(-3.31 -0.80%)
メタ<META> 638.25(-4.97 -0.77%)
エヌビディア<NVDA> 187.06(-0.92 -0.49%)
AMD<AMD> 200.42(+0.30 +0.15%)
イーライリリー<LLY> 1018.35(-2.21 -0.22%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース