ドアダッシュ、決算受け上昇 マーケットプレイス受注額が好調=米国株個別
(NY時間10:34)(日本時間00:34)
ドアダッシュ<DASH> 178.90(+5.52 +3.18%)
食品配達のドアダッシュ<DASH>が上昇。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を下回った。ただ、マーケットプレイス受注額が予想を上回っている。
第1四半期のガイダンスも公表し、EBITDAは予想を下回る見通しを示したものの、予想を上回るマーケットプレイス受注額を見込んでいる。レストランのテイクアウト以外への事業拡大が奏功。
アナリストは「同社のファンダメンタルズは建設的だった」と評価。「決算内容と経営陣のコメントが、今年の投資拡大に伴う段階的な大幅マージン低下への懸念を和らげた。主要な成長分野における需要動向も引き続き非常に堅調だ」と指摘している。
同社は強固なキャッシュ創出力を背景に、競争が激化する食料品や小売分野のデリバリー事業など、成長領域に投資を加速させている。昨年は、ウーバー<UBER>などとの競合に先んじるため、数十億ドル規模の買収を実施した。
シューCEOは「40カ国以上で展開する各ブランドの新サービスを統合するため、基幹システムの再構築という必要ではあるが痛みを伴う作業に取り組んでいる」と述べた。
「われわれは、中国以外では最大級であるローカルコマースプラットフォームを支える既存システムを運営しながら、各ブランドで得た最良の知見を結集した新たなプラットフォームを構築することを選んだ」とも説明した。
同社によれば、この取り組みにより、世界中の同社エンジニアが同一のプロジェクトに取り組み、データ分析チームが共通のデータセットを活用できるようになるなどの利点があるという。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益:0.48ドル(予想:0.55ドル)
・売上高:39.6億ドル 38%増(予想:40.0億ドル)
・粗利益率(調整後):52.6%(予想:50.6%)
・マーケットプレイス受注額:296.8億ドル(予想:291.1億ドル)
・EBITDA(調整後):7.80億ドル(予想:7.75億ドル)
・注文数:9億300万件(予想:8億8839万件)
・貢献利益:14.1億ドル(予想:13.7億ドル)
・貢献利益率:35.5%(予想:34.3%)
(1-3月・第1四半期予想)
・マーケットプレイス受注額:310~318億ドル(予想:307.5億ドル)
・EBITDA(調整後):6.75~7.75億ドル(予想:8.00億ドル)
【企業概要】
米国・カナダ・オーストラリアで、地域の食品・飲食店を支える配達プラットフォームを運営する。地域の加盟店・消費者・配達雇用者の相互作用によって成り立つプラットフォームを通じて、加盟店へのニーズに沿ったサービス、消費者へのオンライン注文・配達・店舗受取、配達雇用による収入の機会を提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース