12月の米貿易赤字、第4四半期GDPの純輸出への影響はほぼゼロとの推計
*米貿易収支(12月)22:30
結果 -703億ドル
予想 -555億ドル 前回 -530億ドル(-568億ドルから修正)
この日発表の12月の米貿易統計で貿易赤字は703億ドルと予想以上の赤字となった。輸入が3.6%増加し、輸出は1.7%減少した。12月のインフレ調整後の財の貿易赤字は971億ドルと7月以来の高水準に拡大。ただし、金取引は産業用途を除きGDP算出に含まれない。エコノミストは、純輸出の第4四半期GDPへの影響はほぼゼロと推計している。
トランプ関税に企業が振り回された2025年通年の貿易赤字は9015億ドルとなった。財の輸入ではコンピューター関連機器や自動車が目立ち、輸出の減少は主に金出荷の減少を反映した。
エコノミストは、関税による下押し圧力はピークを越え、今後はより予測可能なペースに落ち着くとの見方を示している。トランプ関税を前に、金や医薬品で駆け込み輸入が発生し、統計を押し上げた。
AI関連製品を中心とした資本財輸入の増加が年末の投資の強さを示したと分析。コンピューターと周辺機器の輸入は前年比で約1450億ドル増加した。国・地域別では台湾とベトナム向け赤字が過去最大となる一方、中国向けは約2020億ドルに大幅に縮小し20年余りで最少。メキシコ向けは過去最大、カナダ向けは縮小した。
株探ニュース