伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】 2月23日版
日経平均は25年4月以降の上昇の終点を確認へ
1. NYダウ、ナスダックは週明け後に上げると、上値試す可能性を残す
前回の本コラムでは「 ナスダックが2月17日以降に下げると、ダブル・トップを形成して1万9000ポイント以下まで下げる可能性が出てくる」と述べました。
前週のナスダックは17日に一時的に2月5日安値の2万2461ポイント、13日安値の2万2402ポイントを割れて、弱気の流れを示しましたが、その後すぐに値を戻して下値堅く推移しています。
現在は、10月下旬以降の動きが上昇途中の保ち合いである可能性を残している状態です。
目先の価格が下げて、2月17日安値の2万2256ポイントを割ると下降の流れを再確認して、その後、ネック・ライン2万1898ポイントを割れて、ダブル・トップを完成する可能性が大きくなります。
目先の価格が上昇して、昨年10月高値の2万4019ポイントへ接近すると、昨年10月以降が上昇途中の保ち合いの動きであるという見方が有力になります。
弱気の展開になるなら、週明け後に上昇しても2万3000ポイント前後で上値を抑えられて、下降を開始する公算です。
週明け後に上昇して、2月11日高値の2万3320ポイントを超えると、昨年10月の戻り高値2万4019ポイントまで上げる可能性が出てきます。
NYダウも同様に、2月13日安値の4万9084ドルが押し目になって、その後、横ばいに推移しているため、まだ強弱のはっきりする値動きが現れていません。
ナスダック、NYダウとも、週明け後の価格が下げると、その後、3月まで下げの流れを作る可能性が大きくなります。
週明け後に上げると、その後、再上昇を開始するか否かを判定する作業として、上値を試す流れになると考えられます。