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セールスフォース、決算受け時間外で5%安 通期の売上高見通しに物足りなさ=米国株個別

材料
2026年2月26日 6時45分

(NY時間16:44)(日本時間06:44)時間外

セールスフォース<CRM> 181.00(-10.75 -5.61%)

セールスフォース<CRM>が時間外で下落。引け後に11-1月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。売上高は数年ぶりの高い伸びとなったが、最近完了したインフォマティカ社の買収による3億9900万ドルの売上が成長を押し上げた。また、受注残にあたる残存履行義務も予想を上回っている。

ただ、株価は時間外で冴えない反応。ガイダンスも公表し、通期の売上高見通しが予想範囲内だったことに物足りなさを感じている模様。

同社は、AI時代において新興の競合に後れを取るのではないかとの懸念を強めており、AIが既存ベンダーに与える影響を巡る市場の不安を象徴する存在となっている。株価は過去12カ月で約37%下落しているが、AIによって競合製品の開発が容易になり、同社の価格決定力が低下するとの懸念が背景にある。

一方、同社は下半期に既存事業売上高の成長再加速を見込んでいるとした。ベニオフCEOは声明で「2030年度の年間売上高630億ドルに向けて順調に進んでいる」と述べた。これは予想の603億ドルを上回る水準。

同社は、AIツール「エージェントフォース」を積極的にアピールしている。第4四半期の同製品の年ベース経常収益(ARR)は8億ドルを超え、前四半期の5億ドルから増加した。

また、500億ドル規模の新たな自社株買いプログラムの実施と、四半期配当を1株0.44ドルへの増配も発表。ワシントンCFOは、「これらの措置は株主価値の大幅な向上へのコミットメントを強化するものだ」と述べている。

(11-1月・第4四半期)

・1株利益(調整後):3.81ドル(予想:3.05ドル)

・売上高:112.0億ドル 12%増(予想:111.7億ドル)

サブスク・サポート:107.0億ドル(予想:106.3億ドル)

・営業利益(調整後):38.4億ドル(予想:38.2億ドル)

・営業利益率(調整後):34.2%(予想:34.1%)

・残存履行義務:724.0億ドル(予想:713.2億ドル)

・非流動残存履行義務:351.0億ドル(予想:369.5億ドル)

・FCF:53.2億ドル(予想:50.6億ドル)

(1-3月・第1四半期予想)

・1株利益(調整後):3.11~3.13ドル(予想:3.02ドル)

・売上高:110.3~110.8億ドル(予想:109.9億ドル)

・現残存履行義務:約14%増

(27年度通期見通し)

・売上高:458.0~462.0億ドル(予想:460.3億ドル)

・1株利益(調整後):13.11~13.19ドル(予想:13.18ドル)

・営業利益率(調整後):34.3%

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

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