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エヌビディア、決算受け時間外で上昇 AIへの大規模投資の継続を示唆 懸念の過剰を裏付ける=米国株個別

材料
2026年2月26日 7時07分

(NY時間17:07)(日本時間07:07)時間外

エヌビディア<NVDA> 199.61(+4.05 +2.07%)

エヌビディア<NVDA>が時間外で上昇。引け後に11-1月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。データセンター部門が引き続き好調。第1四半期のガイダンスも公表し、予想を上回る売上高見通しを示した。AIコンピューティングへの大規模な投資が依然として軌道に乗っていることを示唆している。

ファンCEOは声明で、コンピューティング需要は指数関数的に拡大していると強調。「顧客はAIコンピュートへの投資を加速させており、エンタープライズでのエージェント導入も急拡大している」と述べた。

データセンターはアクセラレーテッド・コンピューティングおよびAIが牽引。また、次世代チップのグレース・ブラックウェルとNVリンクは推論分野で優位にあるとも説明した。

今回の見通しは、AI投資バブルへの懸念を和らげる一助となっている。ファンCEOは、AIハードウェアへの支出拡大が持続不可能であるという懸念を繰り返し否定しており、世界中に設置されている旧式のコンピュータを、生産性を飛躍的に向上させるマシンに置き換えるには何年もかかると主張している。

今回の報告は、短期的な懸念が過剰であったことを裏付ける結果となった。業界全体の懸念事項であるメモリチップの不足については「今後数四半期の需要を満たすために、戦略的に在庫と生産能力を確保した」と述べ、供給不足への耐性を強調した。

また、今月初めにはメタ<META>が数百万個のエヌビディア製プロセッサーを導入することで合意。一方、ライバルのAMD<AMD>も、メタと同様の数百億ドル規模の長期契約を締結したと発表していた。

こうしたメガディールの連発はAI経済の強さを示す証拠とされているが、サプライヤーと顧客が互いに出資し合うような身内感のある取引は、需要が不当に膨らんでいるのではないかという批判も呼んでいる。

最大の懸念は、中国でのビジネスの継続性。米中間の政治的対立により、同社は最高性能の製品を中国に販売することを制限されている。同社は、第1四半期の売上見通しに中国のデータセンターの売上を含めていないとした一方、今月、米政府から中国向けに「H200」チップを少量出荷するライセンスを取得したことを明らかにしている。

(11-1月・第4四半期)

・1株利益(調整後):1.62ドル(予想:1.53ドル)

・売上高:681.3億ドル 73%増(予想:659.1億ドル)

データセンター:623.1億ドル(予想:603.6億ドル)

コンピュート:513.3億ドル(予想:516.1億ドル)

ネットワーキング:109.8億ドル(予想:90.2億ドル)

ゲーミング:37.3億ドル(予想:40.1億ドル)

プロフェッショナル・ビジュアライゼーション:13.0億ドル(予想:7.71億ドル)

自動車:6.04億ドル(予想:6.43億ドル)

OEM・その他:1.61億ドル(予想:1.79億ドル)

・粗利益率(調整後):75.2%(予想:74.7%)

・営業利益(調整後):461.1億ドル(予想:445.6億ドル)

・研究開発費:55.1億ドル(予想:53.8億ドル)

・FCF:349.0億ドル

(1-3月・第1四半期予想)

・売上高:764.4~795.6億ドル(予想:727.8億ドル)

・粗利益率(調整後):74.5~75.5%(予想:74.7%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

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