話題株ピックアップ【夕刊】(1):PowerX、京都FG、ソニーG
■パワーエックス <485A> 3,840円 +365 円 (+10.5%) 本日終値
パワーエックス<485A>が後場急騰。MIRARTHホールディングス<8897>はきょう、グループのMIRARTHエナジーソリューションズ(MES)とパワーエックスが系統用蓄電所の共同開発及び運用に関する包括的な業務提携で基本合意したと発表。これが刺激材料となったようだ。開発期間は2026~28年の3年間で、両社共同で適地選定及び販売活動を実施する予定。MESが主体となって案件の精査(デュー・デリジェンス)や投資実行、設備の建設管理、事業キャッシュフローの策定を行い、パワーエックスがシステム構成や電力運用を担うという。
■京都FG <5844> 3,877円 +339 円 (+9.6%) 本日終値
京都フィナンシャルグループ<5844>が後場に急騰。ロイター通信が27日、任天堂<7974>が「株主が保有する政策保有株式の縮減に向けた株式売り出しを実施することが分かった」と報じた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>傘下の三菱UFJ銀行や京都FG傘下の京都銀行などが保有株式の一部を売却すると伝えている。京都FGに対しては、保有株売却による利益拡大の思惑が広がる形となった。記事によると、任天堂は27日中にも売り出しを決議する見通しで、規模は3000億円程度になるとみられ、自社株買いも実施するとしている。
■MTG <7806> 5,750円 +480 円 (+9.1%) 本日終値
MTG<7806>は大幅続伸。同社は26日、アイシン<7259>と戦略的パートナーシップを締結し、新製品における共同開発を開始したと発表。これが材料視されたようだ。これはアイシンが自動車部品事業で培った技術開発力やものづくり力と、MTGが美容領域で磨いてきた製品開発力及び事業運営力を掛け合わせることで、これまでにない新たな価値を継続的に創出することを目指すもの。第1弾として新製品「ReFa HYDRAID(リファハイドレイド)」を共同で開発し、美容室サロンを中心に展開する予定だとしている。
■たけびし <7510> 2,638円 +188 円 (+7.7%) 本日終値
たけびし<7510>が大幅高で3日ぶりに反発し上場来高値を更新した。26日の取引終了後に、26年3月期の連結業績予想について、売上高を1040億円から1070億円(前期比6.0%増)へ、営業利益を37億円から39億1000万円(同14.1%増)へ、純利益を26億8000万円から28億4000万円(同6.8%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を35円から39円へ引き上げ年間配当予想を72円(前期62円)としたことが好感された。医療分野で主力の放射線がん治療装置やCT・MRIなどの診断装置が堅調に推移していることに加え、半導体デバイスビジネスがAI関連向けやインドでのインフラ機器・車載関連向けを中心に増加する見通しであることが要因。また、販売管理費の効率的な運用に取り組んだことも寄与する。
■ソニーグループ <6758> 3,643円 +245 円 (+7.2%) 本日終値
ソニーグループ<6758>が大幅続伸。26日の取引終了後に、昨年11月に発表した自社株買いの取得枠を再拡大すると発表したことが好感された。今月5日に上限を3500万株から5500万株へ、取得価額の総額を1000億円から1500億円へ引き上げたが、今回は上限を9000万株(自己株式を除く発行済み株数の1.51%)、取得価額の上限を2500億円へ引き上げた。取得期間は5月14日まで。足もとの取得状況や株式市場の動向などを踏まえて、更なる機動的な自社株取得を可能にするためとしている。なお、2月20日までに2840万1000株を1068億8788万円で取得している。
■GENDA <9166> 629円 +41 円 (+7.0%) 本日終値
GENDA<9166>は3日続伸。26日取引終了後、マレーシアでカラオケ施設運営事業を行うOttotree Entertainmentの発行済み株式の100%を取得し、子会社化すると発表した。同企業が運営するカラオケ施設は現地の都市部の人気モールや主要な商業施設に店舗を構えており、気軽に最高品質のカラオケ体験ができる場所として最大手の一角の地位を築いているという。このほか、映画配給の子会社ギャガを通じて、アニメーション映画「劇場版『ウマ娘プリティーダービー新時代の扉』」を全米・カナダの600館以上の劇場で27日から公開開始することも明らかにした。
■パークシャ <3993> 3,415円 +215 円 (+6.7%) 本日終値
PKSHA Technology<3993>は3日続伸。同社はきょう、JR東日本<9020>のオンラインサービス「えきねっと」を支えるコンタクトセンターに、オペレーター業務高度化AIエージェント「PKSHA Speech Insight(パークシャ・スピーチインサイト)」と「PKSHA FAQ(パークシャ・エフエーキュー)」が本格導入されたと発表。これが株価を刺激したようだ。同センターでは「PKSHA Speech Insight」によるリアルタイムでの音声書き起こしと要約生成に加え、「PKSHA FAQ」との自動連携を行うことで、応対記録作成をAIが支援する業務フローを構築。この取り組みにより、通話後の後処理時間が削減され、オペレーターの業務効率向上につながったという。
■デンカ <4061> 3,679円 +227 円 (+6.6%) 本日終値
デンカ<4061>が4連騰し昨年来高値を更新した。午前11時ごろに、29年3月期に営業利益450億円(26年3月期予想250億円)、ROE(自己資本利益率)8.0%(同5.1%)を目指す経営計画のフェーズ2(26~28年度)を策定したと発表しており、これを好評価する買いが入った。会社側によると、フェーズ2は「稼ぐ力の再構築と新たな成長ステージへの基盤固め」に注力する期間と位置づけており、カイノス<4556>の完全子会社化によるシナジーの早期実現や、スチレンチェーンの再構築、カーバイドチェーン最適化などの構造改革に取り組むとしている。
■バイタルKS <3151> 1,490円 +91 円 (+6.5%) 本日終値
バイタルケーエスケー・ホールディングス<3151>が3日ぶりに急反発し、昨年来高値を更新した。同社は26日の取引終了後、株主優待制度を拡充すると発表。これを材料視した買いが入った。従来は1000株以上を保有する株主を対象として優待品を贈呈していたが、今年3月31日を基準日とする株主優待より、100株以上を保有する株主を対象とし保有株式数に応じて、継続保有期間3年未満の場合にQUOカードを500~3000円分、継続保有期間3年以上の場合にQUOカード1000~5000円分を贈呈する。1000株以上を保有する株主には保有期間にかかわらずQUOカードに加えて、優待品または寄付を選択できるようにする。
■タスキホールディングス <166A> 934円 +57 円 (+6.5%) 本日終値
タスキホールディングス<166A>が大幅高で3日続伸し上場来高値を更新した。26日の取引終了後、東証プライム市場への市場区分変更申請を行ったと発表したことが好感された。なお、現時点で承認日は未定であり、承認が受けられない可能性もある。
株探ニュース