修正:PayPay、16ドルでIPO価格決定する方向との報道も=米国株個別
ソフトバンクG<9984>傘下の日本のデジタルウォレット企業PayPayがNY市場でのIPOを計画しているが、16ドルでIPO価格を決定する方向で投資家に提示していると伝わった。ロイター(訂正)が関係者の話として伝えた。当初提示していた17-20ドルのレンジは下回る水準。
PayPayは、約5500万枚の米国預託証券(ADR)を発行する見込みで、調達額は約8億8000万ドル(約1395億円)になる見通しだという。IPO価格の決定は本日行われる予定で、機関投資家からの需要は募集株数の数倍に達しているという。
PayPayは、中東情勢の緊張による市場の不安定な状況下でもIPOを進めている。実際、イラン紛争以前から米国ではフィンテック企業のIPOが不調なケースもあり、厳しい環境での上場となる。
1株16ドルでの価格の場合、提出書類に基づく発行済み株式数から計算すると、同社の時価総額は約107億ドル(約1兆6970億円)となる。
同社は100億ドル超の評価額を目指していたが、ソフトバンクGの孫社長は最大200億ドル規模の評価を望んでいたとされている。同社は2024年12月時点で、人口約1億2300万人の日本で約7200万人のユーザーを抱えている。
同社株はナスダックグローバル・セレクト市場に「PAYP」のティッカーで上場する予定。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース