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話題株ピックアップ【夕刊】(3):フジプレアム、リファバスG、ザイン

注目
2026年3月12日 15時48分

■フジプレアム <4237>  435円  +39 円 (+9.9%)  本日終値

フジプレアム<4237>が急動意。高市政権が掲げる17の重点投資分野に関して10日に官邸で開かれた日本成長戦略会議において優先的に投資支援対象とする61製品・技術が示された。このうち具体的な「官民投資ロードマップ(工程表)」が提示された27の製品・技術ではペロブスカイト太陽電池もリストアップされている。フジプレアムは強みとする独自の精密貼合技術を駆使して、OEM供給を主軸に太陽光発電システム関連商品の製造販売も手掛けるが、特に、ペロブスカイト太陽電池分野の研究開発に積極的に経営資源を注いでおり、これまでにも同関連有力株として投資資金の波状的な流入が観測されていた。目先はこれに追随する形で短期筋が攻勢をかけているもようで、急速に厚みを増す売買代金にも反映されている。

■リファバスG <7375>  1,096円  +96 円 (+9.6%)  本日終値

リファインバースグループ<7375>が逆行高。米国・イスラエルとイランの軍事衝突が長期化するとの警戒感が強く、石油化学製品の原料となるナフサの不足が懸念されるなか、再生素材メーカーの同社に関心が向かっているもよう。なお、同社は2日に「廃プラスチック再生事業の拡大に向け、7月にポリオレフィンリサイクル事業を立ち上げ、リファインバースイノベーションセンター内にポリオレフィンリサイクル原料の製造ラインを新設する」と発表している。

■ザインエレクトロニクス <6769>  1,012円  +84 円 (+9.1%)  本日終値

ザインエレクトロニクス<6769>が全体リスクオフ相場に逆行し上値追い。半導体を自社ブランドで独自開発するファブレスメーカーで、アナログとデジタル回路を混載したミックスドシグナルLSI製品開発で実績が高い。高市政権が掲げる17の重点投資分野に関し日本成長戦略会議は優先的に投資支援対象とする61製品・技術を示しており、同社はこの中に挙げられている次世代移動手段の中核テクノロジーである「空飛ぶクルマ」の関連有力株として注目される。航空管制に対応した半導体・高速インターフェース技術で同社は重要な役割を担う。既にTerra Drone<278A>と資本・業務提携を行い開発に本腰を入れている。また、AIデータセンターの消費電力問題や高速化対応で注目される光電融合技術分野でも光インターコネクト用半導体の開発などで活躍が期待されている。

■SDSホールディングス <1711>  302円  +23 円 (+8.2%)  本日終値

SDSホールディングス<1711>は高い。11日取引終了後、株主優待制度の変更を発表した。優待内容について従来はグルメ・スイーツといった商品を贈呈してきたが、今期末からは更により多くの人に有用な内容となるよう拡充するという。ニーズによってさまざまな商品を取得することが可能な「デジタルギフト」や、暗号資産を含むデジタル金融資産など、デジタルフィンテック分野での株主優待を新たに始めるとした。

■ナ・デックス <7435>  1,100円  +79 円 (+7.7%)  本日終値

ナ・デックス<7435>は大幅に3日続伸し、2018年6月以来、およそ7年9カ月ぶりの高値圏に浮上した。同社は11日の取引終了後、26年4月期第3四半期累計(25年5月~26年1月)の連結決算を発表。経常利益は前年同期比2.6倍の6億7700万円となった。あわせて創立75周年を記念した株主優待の実施も公表し、これらを好感した買いが入った。5~1月期の売上高は同5.7%減の244億9000万円と減収となったものの、システムインテグレーション事業では国内で半導体関連の需要回復が追い風となったほか、東南アジアにおいて日系自動車関連の大型投資による効果が出た。記念株主優待は今年4月末日時点で100株以上を保有する株主が対象。QUOカード3000円分を贈呈する。

■片倉コープアグリ <4031>  1,222円  +82 円 (+7.2%)  本日終値

片倉コープアグリ<4031>が続騰し、2023年6月以来、およそ2年9カ月ぶりの高値をつけた。同社は複合肥料を主力とする国内最大手。米国とイスラエルによるイランへの軍事行動とホルムズ海峡の事実上の封鎖を背景に、肥料の原材料となる尿素などの調達が困難になる恐れが指摘されており、すでに農業肥料の国際市況に上昇圧力が掛かっている。海外では米国市場において肥料大手のCFインダストリーズ・ホールディングス<CF>の株価が水準を切り上げているが、東京市場でも肥料関連銘柄の物色意欲が顕在化し、片倉コープの株価を押し上げた。農薬・肥料メーカーのOATアグリオ<4979>は上場来高値を連日で更新している。

■フィル・カンパニー <3267>  1,203円  +63 円 (+5.5%)  本日終値

フィル・カンパニー<3267>は反発。11日取引終了後、日本郵政<6178>グループとの資本提携に基づく協業1号案件を発表した。日本郵政グループが社宅として使用していた未利用地を借り受け、環境配慮型プレミアムガレージハウス「Sustainable PGH」を建設するという。今後も未利用地の有効活用を進めていく方針だ。

■モイ <5031>  316円  +10 円 (+3.3%)  本日終値

モイ<5031>が切り返し急。同社は11日の取引終了後、26年1月期の単独決算発表にあわせて、27年1月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比2.1%増の68億2900万円、経常利益は同18.5%増の4億6100万円を見込む。経常利益は前期に続き最高益更新を計画しており、評価された。同社はライブ配信コミュニケーションプラットフォーム「ツイキャス」を運営する。今期はポイント販売とプレミア配信での売り上げの堅調な増加とともに、メンバーシップ売り上げの更なる成長を見込む。決済手数料の減少も利益を押し上げる要因となる見通し。最終利益予想は未定とした。26年1月期の売上高は前の期比1.5%増の66億8800万円、経常利益は同52.1%増の3億8900万円だった。ポイント販売とプレミア配信の売り上げが予想を上回り、業績は計画に対して上振れして着地した。

■Trail <3358>  116円  +2 円 (+1.8%)  本日終値

Trailhead Global Holdings<3358>に買いが先行。同社は11日取引終了後、各種システム開発支援などを行っているSBWorks(東京都中央区)の全株式を取得し、完全子会社化すると発表。これが材料視されたようだ。株式譲渡実行日は4月中旬を予定。同社はSBWorksをグループ内に取り込むことで、「デジタル・フードテック戦略の中核拠点化」「AIによるオペレーション最適化」「内製開発体制の強化による機動力向上」などの取り組みを進めるとしている。

■VPJ <334A>  1,488円  +10 円 (+0.7%)  本日終値

ビジュアル・プロセッシング・ジャパン<334A>は一時急騰。きょう、同社の「CIERTO」(シェルト)をワークマン<7564>が導入したと発表しており、材料視した買いが集まっている。シェルトはデジタルアセット管理と商品情報管理を統合したシステムであり、情報の一元管理やマルチチャネル配信などによる生産性の向上、ブランディングの統一を支援する。VPJによると、ワークマンはシェルトを導入することで、画像共有の工程を削減し、作業時間を10分の1に短縮することに成功したという。

●ストップ高銘柄

共栄タンカー <9130>  2,099円  +400 円 (+23.5%) ストップ高   本日終値

坪田ラボ <4890>  425円  +80 円 (+23.2%) ストップ高   本日終値

アーキテクツ <6085>  3,460円  +500 円 (+16.9%) ストップ高   本日終値

シンカ <149A>  851円  0 円 (0.0%) ストップ高   本日終値

など、7銘柄

●ストップ安銘柄

なし

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