<マ-ケット日報> 2026年4月1日
4月最初の取引となる本日の市場は日経平均が5日ぶりに大幅反発。終値は前日比2675円高の5万3739円だった。昨日の米国株が中東での紛争終結の可能性がほのめかされたことで大幅高となり、日経平均も売り方の買い戻しが集中した。事態打開の具体性は語られていないがひとまず修正の動きが表れている。本日は新年度入り初日で期初の売りが出やすいところであったがそれを吸収しての上げとなった。トピックス、日経平均ともに5%の上昇率を演じている。
昨日の米国市場は米国が軍事活動を終える可能性に触れたことからダウ平均は大幅続伸した。もっとも、トランプ大統領の発言だけに信ぴょう性は薄く買い戻しが主であったようだ。また、ホルムズ海峡が閉ざされたままでも軍を撤退するという無責任ぶりも世界をあきれさせている。このような発言のなか原油相場は高止まりしておりまだ警戒感は続いている。ダウ平均は中東情勢の悪化の中で高値から10%程度下落しており、この日は値頃感が働きやすかった面がある。
さて、東京市場は米国とイランの戦争終結に向けた小さな姿勢の変化に買い戻しで反応した。ただ、口では言っても実際は攻撃の応酬が続いており、事実米国もまだ数週間は攻撃するとしている。日経平均は再び上値75日移動平均線(5万3535円)辺りまで戻してきたが、最近の抵抗線となっているだけに明日以降が問題だろう。高値引けの翌日は伸び悩むような傾向がある。(ストック・データバンク 編集部)