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伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】 4月5日版

市況
2026年4月5日 12時21分

週明け後に5万1902円を割ると、4万6000円まで下げ余地が出てくる

1. 週明け後に5万1902円を維持するかが焦点

図1、図2は、 日経平均株価の4月の値動きを示しています。

図1は、4月の月足が陽線引けした時の最安値をつけた日付と営業日、4月の月足が陰線引けした時の最高値をつけた日付と営業日です。

月足が陽線引けする時も、陰線引けする時もだいたい1~3営業日程度で月の最安値、最高値をつけて、月末までその地点を抜けずに推移していることがわかります。

月初からすぐに上昇、下降の流れへ入っていることが多いのですが、月中で最高値、最安値をつけている場合もあります。

図1 日経平均株価が4月に最高値、最安値を付けた日

【タイトル】

図2は、月中で月間の最安値、最高値をつける場合、どのような動き方になっているかを示しています。

図2の左側は月足が陽線引けした時の値動きのパターン、右側が陰線引けした時の値動きのパターンです。

月足が陽線引けする時は、月初からすんなりと上昇するか、月初にいったん下げた後、上昇していることが多くなっています。当たり前ですが上がったり、下げたりする時は、4月が一定のレンジ内で推移しています。

図2 日経平均株価の4月の値動きパターン

【タイトル】

月初に上昇する場合、その年の4月は「月初の安値が4月の最安値になって上昇し、月足が陽線引けする」、「数日間上昇した後、戻り高値をつけて、月初の安値を割ると、そのまま下げて月足が陰線引けする」、「4月が横ばいに推移する」という3通りに絞られるということになります。

本年4月は、1日始値の5万1959円から2日高値の5万4258円まで2299円幅の上げを経過しています。

4月の月足が陽線引けする展開になるなら、今後は1日安値の5万1902円を維持して上値を試す動きになる公算です。

5万1902円を割れる場合は「4月の月足が陰線引けする展開となる」、または「3月31日安値の5万0558円から3月11日高値の5万5745円のレンジでの保ち合いの動きになる(過去のパターンからは保ち合いの動きになることはあまりない)」のどちらかの展開になる可能性が大きくなります。

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