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ダウ先物、502ドル安 和平協議不調で一段と不透明に ゴールドマンが決算受け時間外で下落=米国株

市況
2026年4月13日 21時54分

米株価指数先物(6月限)(NY時間08:44)(日本時間21:44)

ダウ先物 47627(-502.00 -1.04%)

S&P500 6815.00(-40.25 -0.59%)

ナスダック100先物 25143.50(-137.75 -0.54%)

米株価指数先物市場、ダウ先物、S&P500、ナスダック100とも揃って下落。週末にパキスタンのイスラマバードで行われた和平協議では、バンス副大統領率いる米代表団とイラン側の間で合意には至らなかった。ホルムズ海峡を巡って見通しは一段と不透明になっている。

ただ、ニュースの割には以前ほどの激しい反応は見られていない印象もある。協議がまとまらない可能性はある程度織り込まれていた面も指摘されているが、アナリストは「市場は激しいヘッドラインの変動に慣れつつある。現時点で指数が直近安値を再び試す可能性は低いが、イランが報復し、米国が従来の攻撃計画を再開すれば状況は大きく悪化する可能性がある」と述べている。

トランプ大統領は、戦争終結に向けたイランとの協議が不調に終わったことについて、「彼らが戻ってくるかどうか気にかけていない。戻って来なくても構わない」と語った。イランが交渉の席に戻るのをいつまで待つかとの記者団の質問に答えた。さらに同国は「極めて悪い状態」にあり、核兵器を保有することはないだろうとも述べた。

今週の大手銀を皮切りに1-3月期決算が始まる。中東情勢によるエネルギー価格の急上昇を企業はどう見ているか、そして引き続きIT・ハイテク企業の巨額のAI投資が関心事となりそうだ。

そして、今週の米大手銀だが、中東情勢の混乱で市場のボラティリティが高まったことから、トレーディング収益に期待感が高まるなど堅調な数字が見込まれている。ただ、プライベートクレジットへの懸念を背景に、米銀行株は2023年以来で最悪の年初のスタートとなっている。予想ベースの株価収益率(PER)は約12倍と、S&P500企業全体の20倍に対しディスカウントとなっており、割安感は意識されているようだ。

焦点は足元の数字以上に、プライベートクレジットや金利、M&A、さらにはイラン情勢が景気やインフレに与える影響に関する経営陣の見解にありそうだ。

ゴールドマン<GS>が決算を受け時間外で下落。株式トレーディングの収益は予想を上回ったものの、債券・為替・商品(FICC)は予想を下回ったが嫌気されている模様。一方、投資銀部門は大幅増収。M&A案件の増加によりアドバイザリー収益が89%の増収となった。

家具のレゲット&プラット<LEG>が時間外で上昇。取引開始前に同業のソムニ<SGI>が同社を買収すると伝わった。全て株式交換での買収で約25億ドルでの評価。

ファスナーなど産業用資材を手掛けるファスナル<FAST>が決算を受け時間外で下落。今回の数字はやや物足りない内容との受け止めの模様。

バイオ医薬品のレプリミューン<REPL>が急落。FDAが同社の皮膚がん治療薬を2度目の不承認とした。

(NY時間08:54)(日本時間21:54)時間外

ゴールドマン<GS> 867.00(-40.80 -4.49%)

レゲット&プラット<LEG> 10.83(+0.84 +8.41%)

ファスナル<FAST> 48.64(-0.53 -1.08%)

レプリミューン<REPL> 1.73(-3.03 -63.66%)

アップル<AAPL> 259.79(-0.69 -0.26%)

マイクロソフト<MSFT> 369.24(-1.63 -0.44%)

アマゾン<AMZN> 238.30(-0.08 -0.03%)

アルファベットC<GOOG> 313.19(-2.53 -0.80%)

アルファベットA<GOOGL> 314.70(-2.54 -0.80%)

テスラ<TSLA> 347.61(-1.34 -0.38%)

メタ<META> 624.00(-5.86 -0.93%)

エヌビディア<NVDA> 186.15(-2.48 -1.31%)

AMD<AMD> 242.72(-2.32 -0.95%)

イーライリリー<LLY> 938.48(-0.99 -0.11%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

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