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ユナイテッドヘルス、決算受け上昇 信頼回復に向けた進展を示す内容=米国株個別

材料
2026年4月21日 22時42分

(NY時間09:40)(日本時間22:40)

ユナイテッドヘルス<UNH> 353.37(+29.89 +9.24%)

医療保険最大手のユナイテッドヘルス<UNH>が上昇。取引開始前に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、経常収益とも予想を上回った。中軸の医療サービスやデータ、薬局のヘルスケア部門オプタムも好調だった。ガイダンスも公表し、通期の1株利益の見通しを上方修正している。1年前の業績不振で揺らいだ投資家の信頼回復に向けた進展を示す内容となった。

デヴェイトCFOは、主要事業セグメントすべてが計画を上回ったと説明。通期1株利益の上方修正については、慎重な引き上げと言及。4月と5月のデータを確認するまでは、これ以上の上方修正を行う段階にはないとも語った。

医療費率(保険料収入に対する医療費支出の割合)も83.9%と、予想より良好な水準。医療コスト削減に向けた管理強化に加え、インフルエンザの流行が軽微だったことや過去の準備金の影響によるものとされる。

同CFOはまた、AI投資の効果も現れ始めていると指摘。同社は今年15億ドルをAIに投資する計画で、投資回収は12カ月以内に2倍以上のリターンが出ると推測している。効果に対する確信は日々高まっているという。一方、保険料引き上げに伴い会員数は減少しているが、これは想定範囲内で、最悪シナリオよりは軽微とした。

同社は1年前に利益見通しの崩壊で市場に衝撃を与えた後、投資家の信頼回復を進めている。昨年は米政府の支払い制度変更への対応にも苦戦。特にメディケア制度の変更により、2026年には約60億ドルの減収が見込まれている。同社は契約条件の見直しや会員削減、クリニック売却などを通じて、この影響への対応を進めている。

(1-3月・第1四半期)

・1株利益(調整後):7.23ドル(予想:6.57ドル)

・経常収益:1117.2億ドル(予想:1092.4億ドル)

オプタム:637.0億ドル(予想:609.7億ドル)

・営業利益率:8.0%(予想:7.6%)

・医療費率:83.9%(予想:85.6%)

・営業費用率:13.8%(予想:12.8%)

(通期見通し)

・1株利益(調整後):18.25ドル以上(従来:17.75ドル以上)(予想:17.83ドル)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

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