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3M、決算受け株価は上下動=米国株個別

材料
2026年4月21日 23時15分

(NY時間10:12)(日本時間23:12)

3M<MMM> 150.54(-0.87 -0.57%)

3M<MMM>は決算受け、株価は上下動している。取引開始前に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、既存事業売上高が予想を下回った。通期ガイダンスも公表し、既存事業売上高の見通しを維持した。

一方、いわゆる永遠の化学物質(PFAS)や軍用耳栓の不具合を巡る訴訟問題が引き続き重荷となっている。2025年には計約34億ドルの和解金を支払ったが、今後も未払いの義務が残っており、中期的にフリーキャッシュフロー(FCF)を圧迫するとアナリストは指摘していた。

株価は決算発表後に時間外で下落していたものの、決算説明会を受けて上昇に転じている。ブラウンCEOは説明会で、「自動車や米消費関連に弱さが見られる一方、半導体やデータセンター分野でのパフォーマンスは非常に強い」と述べた。

今回の結果は、ブラウンCEOが進める事業簡素化と非中核事業の整理が一定の進展を見せていることを反映している。CEOは「不安定な環境下でも通期ガイダンスの達成に自信を持っている」と述べ、事業の簡素化と標準化を進めながらポートフォリオの再構築を継続するとした。

同社は現在売上比率が小さいデータセンター市場での成長を強化しており、3月には高速データセンター向けの光インターコネクト技術の生産能力を倍増する計画を発表している。

ただ、買いが一巡すると再び戻り売りが強まり、下げに転じる展開。

(1-3月・第1四半期)

・1株利益(調整後):2.14ドル(予想:2.00ドル)

・売上高:60.0億ドル(予想:60.0億ドル)

・既存事業売上高:1.2%(予想:2.0%)

・営業利益率(調整後):23.8%

・FCF:5.00億ドル

(通期見通し)

・既存事業売上高:3%増を維持

・売上高:4%増を維持

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

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