ボストン・ビア、決算受け下落 米消費需要の弱さ継続を示唆=米国株個別
(NY時間09:54)(日本時間22:54)
ボストン・ビア<SAM> 214.26(-22.78 -9.61%)
ボストン・ビア<SAM>が下落。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益が予想を大きく下回った。通期ガイダンスでも1株利益の見通しを下方修正している。
アナリストは「売上高の4%減は主に成熟ブランド「Twisted Tea」「Truly」「Samuel Adams」の販売低迷によるもので予想通りだった」と述べている。
一方、今回の結果はビールや低アルコール飲料に対する米消費需要の弱さが依然続いていることを示しており、その傾向は年内続くと見られている。粗利益率は予想を上回ったものの、経営陣は関税や商品コストの上昇環境を理由に、通期の1株利益の見通しを下方修正した。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):1.64ドル(予想:1.91ドル)
・売上高:4.34億ドル 4.4%減(予想:4.34億ドル)
・粗利益率:49.3%(予想:48.6%)
・出荷量:160万バレル 5.9%減(予想:157万バレル)
・出荷:6.9%減(予想:6.9%減)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):8.50~10.50ドル(従来:8.50~11.00ドル)(予想:5.92ドル)
・粗利益率(関税込み):48~50%を維持(予想:49.1%)
【企業概要】
米国内で、ビール・フレーバーモルト飲料・ハードセルツァー・ハードサイダーなどのアルコール飲料を開発・製造・販売する。自社所有の醸造所とシードル工場および他の醸造所と契約して製造し、樽はバー・レストラン・スタジアム等の構内小売業者に、ボトルや缶は食料品店・コンビニエンスストア・酒屋などに販売する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース