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米CPI、イラン情勢の影響確認 年内据え置きを正当化

経済
2026年5月12日 23時07分

先ほど発表の4月の米消費者物価指数(CPI)は前年比で伸びが引き続き加速した。イラン紛争に伴うガソリン価格の上昇のほか、食品の値上がりなどが全体を押し上げた。総合指数は前年比3.8%、コア指数も2.8%に上昇している。昨年の政府閉鎖に伴い、統計処理上、家賃の伸びが大きくなったことも伸び加速につながった。

今回のCPI統計は、イラン紛争に伴うエネルギー価格急騰が米経済に打撃を及ぼしつつある状況を示した。ガソリン価格は前月比5%余り上昇。3月は21%上昇していた。食品や航空運賃なども上昇率が大きくなった。

航空運賃も前月比2.8%上昇。ジェット燃料価格の急騰を受けて、航空会社が運賃や手荷物料金を引き上げ、供給能力を削減したことが背景にある。

住宅とエネルギーを除くサービス価格指数は0.5%上昇。ホテル宿泊費は2.8%上昇と2024年以来の大きな伸びとなった。食品価格も0.7%上昇。

イラン情勢の影響が物価に出ていることが確認され、市場ではFRBの年内利上げ期待が若干拡大。少なくとも年内の据え置きは正当化する内容との受け止めのようだ。

*米消費者物価指数(CPI)(4月)21:30

結果 0.6%

予想 0.6% 前回 0.9%(前月比)

結果 3.8%

予想 3.7% 前回 3.3%(前年比)

結果 0.4%

予想 0.3% 前回 0.2%(コア・前月比)

結果 2.8%

予想 2.7% 前回 2.6%(コア・前年比)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

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