ネクストパワーが大幅高 通期見通しを上方修正=米国株個別
(NY時間09:40)(日本時間22:40)
ネクストパワー<NXT> 142.55(+17.18 +13.70%)
太陽光発電関連のネクストパワー<NXT>が大幅高。前日引け後に1-3月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。27年度通期のガイダンスも公表し、売上高とEBITDAの見通しを上方修正している。ただ、EBITDAに関しては予想は下回っている。
受注残高が過去最高となったことを背景に通期の見通しを引き上げた。声明では「積み上がる受注残高と強い受注モメンタムに支えられ、27年度見通しを引き上げる」とコメントしている。
同社はまた、ジゴール社の電力変換事業および米子会社アペックス・パワー社の資産買収で合意したと発表した。取引には約8050万ドルの現金の支払いを見込んでいる。今回の買収により先進電力変換製品ポートフォリオを取得。
アナリストは「米国での受注拡大が受注残高増加を牽引し、利益が大幅な上振れとなった」と指摘。また、2027年度の売上高見通しは予想を上回った一方、EBITDの見通しは、ジゴール社の電力変換資産買収に伴う短期的投資負担を背景に予想を下回った」と分析している。
「買収については、同社の大規模太陽光発電顧客向け統合ソリューション提供力の強化に繋がると考えている。また、蓄電池システム(BESS)やデータセンタープロジェクトとのシナジー創出は追加的な上振れ要因になり得る」とも指摘した。
(1-3月・第4四半期)
・1株利益(調整後):1.05ドル(予想:0.90ドル)
・売上高:8805万ドル 4.7%減(予想:8289万ドル)
(27年度通期見通し)
・1株利益(調整後):4.21~4.59ドル(予想:4.64ドル)
・売上高:38.0~41.0億ドル(従来:36.0~38.0億ドル)(予想:39.1億ドル)
・EBITDA(調整後):8.25~9.00億ドル(従来:8.00~9.00億ドル)(予想:9.24億ドル)
【企業概要】
太陽光発電所向けの先進的なエネルギー技術プラットフォームの設計・エンジニアリングに携わり、構造・電気・デジタルの各分野における革新の推進に取り組む。プロジェクト遂行効率化、発電量と長期的な信頼性向上を支援する統合ソリューションにより、インテリジェントな発電システムとサービスを提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース