フィグマ、決算受け大幅高 AI脅威への懸念が和らぐ=米国株個別
(NY時間10:35)(日本時間23:35)
フィグマ<FIG> 23.70(+3.46 +17.07%)
ソフトウエア開発のフィグマ<FIG>が大幅高。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の売上高見通しを上方修正している。AI収益化の初期成果とコアプラットフォームの強さを背景に通期見通しを引き上げたとしている。顧客によるAI製品の採用拡大が寄与し、組織全体でのシート拡大も想定以上だったと述べた。
アナリストからは、今回の決算によってAI脅威への懸念が和らいだとの見方が出ている。「同社のAI戦略は、複数の製品でトークンを利用する顧客に浸透しつつあり、シート数拡大や利用増加に繋がっている」と指摘。また「最先端AIモデルがデザインソフト企業を完全に代替するとの懸念を和らげる内容だった」とも評価した。
一方、別のアナリストからは「AI利用の増加で粗利益率には圧力がかかった」との指摘も出ている。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.10ドル(予想:0.04ドル)
・売上高:3.33億ドル(予想:3.16億ドル)
・ARRが10万ドル超の有料顧客数:1525社(予想:1470社)
・ARRが1万ドル超の有料顧客数:1万5218社(予想:1万4528社)
(4-6月・第2四半期見通し)
・売上高:3.48~3.50億ドル(予想:3.30億ドル)
(通期見通し)
・売上高:14.2~14.3億ドル(従来:13.7~13.7億ドル)(予想:13.7億ドル)
【企業概要】
デザイナー・開発者・プロジェクトマネジャー・マーケティング担当者等のチームが、アイデアをデジタル製品や体験へと変えるための単一のAI搭載デザイン・製品開発プラットフォームを提供する。アイデアの共有・探求、ビジョンの共有、コンセプトの視覚化、コード化された製品への変換等の連携作業が可能。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース