<マ-ケット日報> 2026年5月18日
週明けの市場は日経平均が3日続落。終値は前週末比593円安の6万815円だった。株価は5月に入って2番目に低い水準。前週末の米主要3指数が揃って下げた流れからこの日は売り優勢のスタート。米国同様に国内でも長期金利が一段と上昇したことで日経平均の下げは一時1000円を超える場面も。後場からは下げ止まる動きとなったが、AI関連株以外に買い材料がなくほぼ見送り商状となってしまった。中東情勢同様にやや手詰まり状態にある。
前週末の米国市場は長期金利の上昇が嫌気されてダウ平均は反落した。米国とイランの交渉が停滞してホルムズ海峡の封鎖が長期化するなか、原油相場が上昇して世界のインフレ加速を連想させている。これにより米長期金利が上昇。さすがのAI・半導体株も上げ一服となった。米中首脳会談でも米国とイランの問題が解決しなかったことで、市場は秋の米中間選挙まで事態は長引く可能性を想定し始めている。トランプ大統領が米経済の犠牲も気にしないとしたことも影響した。
さて、東京市場は金利上昇の影響で株式が売られる展開となっている。主たる原因となっている原油先物価格は高止まりからやや上昇気味に推移。事態もかなり長期化してきておりインフレ圧力は日々高まる以外にない状況だ。テクニカル的には日足で三羽烏のような売り足を出しており、直近5月7日の大陽線を下回るような株価になれば調整入りがより鮮明となるだろう。(ストック・データバンク 編集部)