祝日明けの米国市場の動向を見極めたいとする模様眺めムード/オープニングコメント
26日の日本株市場は、買い先行で始まることになろうが、買い一巡後は次第にこう着感が強まりそうである。25日の米国市場はメモリアルデーの祝日で休場。欧州市場はストック50指数、ドイツDAX指数など上昇したが、英国も休場だったことで薄商いだった。米国時間の原油先物相場は商いは低水準だったが、1バレル=90ドル台での推移。日経225先物はナイトセッションで日中比180円高の65460円。円相場は1ドル=158円90銭台で推移している。
日経平均株価は先物にサヤ寄せする形から買いが先行することになりそうだ。急ピッチの上昇で初の65000円台乗せとなったことで、利食いが意識される一方で、原油先物相場を睨んでの相場展開になりそうだ。また、日経平均株価は急ピッチの上昇で過熱感が警戒されやすいものの、前日の東証プライムの騰落銘柄は値下がり数が過半数を占めていた。指数インパクトの大きい半導体やAI関連株が日経平均株価を押し上げている需給状況であり、全体としてそれほど過熱感は警戒されにくいだろう。
半導体やAI関連株への資金流入が継続するようだと、先物市場ではインデックスに絡んだ買いが強まりやすい。一方で、イラン南部のホルムズ海峡に面した港湾都市バンダルアッバスで3回の爆発音がしたと報じられている。原油先物相場が反発をみせてくるようだと、先物主導で持ち高調整による売りが入りやすい点には注意が必要であろう。祝日明けの米国市場の動向を見極めたいとする模様眺めムードが強まる可能性もありそうだ。
そのほか、ロシアのラブロフ外相は、ルビオ米国務長官と電話会談し、ウクライナ首都キーウの軍事施設に「組織的かつ徹底的な攻撃」を加えると通告したと報じられている。米国などに対し、キーウ駐在の外交官を避難させるよう勧告したと伝えられており、これを受けた原油相場の動向には注意が必要。物色としては引き続き半導体やAI関連株を中心とした押し目狙いのほか、宇宙関連などのテーマ株。さらに、足もとで利食いがみられている防衛関連の押し目を拾う動きが意識されそうだ。
《AK》