注目銘柄ダイジェスト(前場):DyDo、東エレク、マキヤなど
<2590> DyDo 2694 +185
大幅反発。前日に第1四半期の決算を発表している。営業利益は15.6億円となり、前年同期14.5億円の赤字から黒字転換。順調な収益の改善をポジティブ視する動きが優勢となっている。トルコ、ポーランドを中心に海外飲料事業が好調に推移しているほか、国内飲料事業において、前年度の減損損失計上に伴う減価償却費の減少や収益改善が進んだようだ。なお、通期計画の105億円、前期比2.5倍は据え置き。
<8035> 東エレク 54500 +3080
大幅反発で高値更新。本日は半導体関連株が全般的に買い優勢、SOX指数が5%超の上昇となっており、米国半導体関連株高の流れが刺激となっているもよう。マイクロンがアナリストの目標株価引き上げを受けて20%近く急伸したほか、ファーウェイが独自技術を用いて1.4ナノメートル半導体の製造を開始する方針を示したこと、クアルコムがバイトダンスにAIデータセンター用半導体を供給すると報じられたことなどで米半導体株は上昇。
<6525> KOKUSAI 8067 +906
大幅反発。半導体関連株上昇の流れに乗る格好だが、韓国サムスン電子が6%超の大幅高となっていることも、サムスン関連銘柄と位置付けられる同社株の買い材料につながっているとみられる。サムスン電子とSKハイニックスは、単一銘柄レバレッジETFが上場していること、目標株価の引き上げの動きが観測されていることなどで、それぞれ韓国株式市場で大きく上昇する展開になっている。
<9890> マキヤ 1500 +300
ストップ高。神戸物産との資本業務提携が手掛かり材料とされている。筆頭株主である創業家一族の資産管理会社が保有株の売却を決定しており、同保有株を同社が公開買い付けによって自己株式として取得、そのうちの一部を神戸物産に第三者割当で売却するもよう。神戸物産は約17億円で株式の19.83%を取得して、同社の筆頭株主となる。今後の業容拡大に直結していくとの期待が先行。
<6337> テセック 2688 +254
大幅反発。発行済み株式数の2.919%に当たる15万株、3億円を上限とする自己株式の取得実施を発表している。取得期間は6月1日から9月30日まで。株主還元の充実及び資本効率の向上を図り、企業環境の変化に対応した機動的な経営を遂行することを取得目的としている。同社では、2月にかけても上限3億円の自社株買いを実施していた。本日は半導体関連株上昇の流れも支援となっている。
<9227> マイクロ波化学 1368 +253
大幅に5日続伸。自社独自のマイクロ波を利用した金属製錬/鉱山プロセス標準ベンチ装置を用いた実証試験で、鉄鉱石の還元に成功したと発表している。マイクロ波による鉄鉱石還元技術は、消費エネルギーやCO2排出量の削減が期待できるほか、鉄鋼業界のカーボンニュートラル実現に有効という。今後、技術の確立を加速するとともに事業化に向けて製鉄会社、資源会社、エンジニアリング企業などとのパートナーシップ構築を目指す。
<9348> ispace 634 +37
大幅に5日続伸。日本航空(JAL)<9201>グループで航空・空港、ライフサービス、リテール、食品などを展開するJALUX(東京都港区)とペイロードサービス契約を締結すると発表している。ペイロードは月面輸送ボックスで、契約金額は100万ドル(約1.6億円)。ispaceが提供する月面着陸ミッションのペイロード輸送枠を活用し、JALグループが月面で地球の文化を未来に継承する「ARGO PROJECT(アルゴ・プロジェクト)」を展開する。
MRT 644 +27
大幅に反発。26年12月期の営業利益予想を従来の1.70億円から1.95億円(前期実績0.73億円)に上方修正している。経営資源の効率的な再配分を進めることが奏功する見込み。また、連結子会社が保有する医師たちとつくる(東京都渋谷区)の全株式を同社代表取締役の柳川圭子氏に譲渡する。譲渡価額は1600万円。同社などが連結対象から外れることに伴い、継続事業の売上収益が前期比で3.2%増加すると見込んでいる。
《YY》