<マ-ケット日報> 2026年6月4日
4日の市場は日経平均が大幅反落。終値は前日比931円安の6万7470円だった。再び不透明さを増した中東情勢やそれを受けて下落した米株安などから売り先行のスタート。昨日に主要指数が最高値を取っていた過熱感も意識されてほぼ全面安商状となった。米国の時間外取引で半導体大手ブロードコムが急落してることも追加の売り材料に。取引時間中にイスラエルとレバノンが再度の停戦で合意と報じられたが、ヒズボラとの停戦ではないため市場の反応は限られている。
昨日の米国市場は中東情勢が再び不安定となったことからダウ平均は6日ぶりに反落した。イランが米国との戦争終結交渉を停止するなか、イランがクウェートやバーレーンにミサイル攻撃を行ったことが嫌気された。また、米国もそれ以前にイランの軍事施設へ攻撃しており戦争再開への懸念が強まった。そのため原油先物と米長期金利が上昇。もともと株価は最高値を更新し続けていたところでもあり、目先筋の利食い売りのきっかけにもなったようである。
さて、東京市場は再び中東情勢に振り回される展開となり日経平均など主要指数は反落へ。中東情勢をかなり楽観視して上げて来ただけに再度のエスカレーションは警戒すべきものとなっている。もともと相場はAI関連株中心に短期的な過熱感は否めず、ちょっとした材料で利食い売りに押されやすくはなっていた。けん引役のSBGやキオクシアのチャートも目先は上げ一服の足が出ている。(ストック・データバンク 編集部)