16日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場はまちまち、イラン和平合意好感もハイテクで利益確定売り
■NY株式:米国株式市場はまちまち、イラン和平合意好感もハイテクで利益確定売り
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は328.64ドル高の51999.67ドル、ナスダックは307.60ポイント安の26376.34で取引を終了した。
イラン和平暫定合意を好感し、寄り付き後、堅調。原油価格の下落や金利の低下を好感し、ダウは終日堅調に推移し連日で過去最高値を更新した。一方、ハイテク関連では利益確定売りが目立ち、ナスダックは終日売られ、まちまちで終了。セクター別では銀行が上昇した一方、半導体・同製造装置が下落した。
映画制作会社のライオンズゲート・スタジオ(LION)はのち、否定されたが動画配信のネットフリックス(NFLX)が同社買収を検討していると報じられ、買われた。ネットフリックス(NFLX)は下落。
ファーストフードレストランを運営するヤム・ブランズ(YUM)は傘下のピザチェーン「ピザハット」 事業を中国とそれ以外に分割して計27億ドルで投資会社に売却すると発表し、上昇。化粧品メーカーのe.l.fビューティー(ELF)はヘアケア商品発表で、上昇。バイオのモデルナ(MRNA)はインフルエンザのワクチンMRNA-1010を巡る治験結果で有効性が確認され、上昇した。
トランプ大統領は会見で、「ホルムズ海峡の通航は恒久的に無料だ」と明らかにした。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米5月住宅着工件数が6年ぶりの低水準に落ち込み長期金利が低下
16日のニューヨーク外為市場でドル・円は160円31銭へ弱含んだのち、160円48銭まで上昇し、引けた。
米イランの19日の和平覚書合意の署名を控え、ホルムズ海峡がそれまでに完全に再開されるとトランプ大統領が強調したため原油価格が下落、さらに、米5月住宅着工件数が6年ぶりの低水準に落ち込み長期金利の低下に伴うドル売りが優勢となった。同時に、日銀金融政策会合通過で、円売りが再開した。
ユーロ・ドルは1.1587ドルへ弱含んだのち、1.1620ドルまで上昇し、1.1607ドルで引けた。
欧州中央銀行(ECB)レーン理事が原油価格高騰の影響がこれからで、表面化に備える必要があるとの慎重な発言でユーロ買いが優勢となった。
ユーロ・円は185円88銭から186円32銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.3403ドルへ下落後、1.3443ドルまで上昇。
ドル・スイスは0.7957フランへ上昇後、0.7922フランまで下落した。
■NY原油:反落、米イラン和平合意・ホルムズ海峡再開で売り優勢
6月16日のNY原油先物7月限は反落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比-4.91ドル(-6.02%)の76.62ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは75.53-81.53ドル。トランプ米大統領がイランとの戦闘終結とホルムズ海峡の再開を目指す覚書に合意したと表明し、供給途絶リスクの後退から地政学プレミアムの剥落が意識され、売りが優勢となった。通常取引終了後の時間外取引では主に76ドル台後半を挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 56.84ドル +0.97ドル(+1.73%)
モルガン・スタンレー(MS) 220.83ドル +2.85ドル(+1.30%)
ゴールドマン・サックス(GS)1090.67ドル +14.50ドル(+1.34%)
インテル(INTC) 117.05ドル -10.81ドル(-8.45%)
アップル(AAPL) 299.24ドル +2.82ドル(+0.95%)
アルファベット(GOOG) 371.10ドル +3.99ドル(+1.08%)
メタ(META) 600.21ドル +6.73ドル(+1.13%)
キャタピラー(CAT) 945.46ドル +11.53ドル(+1.23%)
アルコア(AA) 62.87ドル -1.29ドル(-2.01%)
ウォルマート(WMT) 121.03ドル +0.21ドル(+0.17%)
《YY》