<マ-ケット日報> 2026年6月23日
22日の市場は日経平均が9日ぶりに大幅反落。終値は前日比2565円安の6万9778円で4日ぶりに7万円の大台を割り込んだ。昨日の米国市場でハイテク株が売られた流れから売り優勢の展開。ここまで8連騰(トータル8174円高)とかなりの過熱感を帯びていただけに、いったん下げだすと反動安もそれなりに大きくなるのだろう。同じようにアジアでもAI人気で沸騰していた韓国株なども急落している。もっともAI人気は根強く短期の調整を経て再燃してくるだろう。
昨日の米国市場は米国とイランの交渉が何とか保たれている状況からダウ平均は続伸した。イスラエルが依然としてレバノンを攻撃していることを受け、イランが合意違反として週末にホルムズ海峡を再封鎖。米国との交渉に暗雲が漂ったが、スイスで短時間ながらも両国の交渉が予定通りに行われ市場には安心感が広がった。原油相場も動かずインフレ懸念は拡大していない。一方、米国の利上げシフトが警戒され金利は高め。ハイテク株に利食い売りが出てナスダック指数は反落へ。
さて、東京市場はここまで売られるほどの売り材料は見当たらなかったが、米ナスダック指数の下げをきっかけにAI株の利食いが一気に広がった印象だ。押し目待ちに押し目なしでここまで進んできたがようやくの調整といったところであろう。一方、買い遅れた向きは依然として多くこの押しは仕込みのチャンスかもしれない。米国の利上げシフトは気がかりだがまだAI人気の買い余地はありそうだ。(ストック・データバンク 編集部)