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マイクロン、決算受け大幅高 メモリー不足と価格上昇が追い風=米国株個別

材料
2026年6月25日 22時39分

(NY時間09:36)(日本時間22:36)

マイクロン<MU> 1248.44(+199.93 +19.07%)

マイクロン<MU>が大幅高。前日引け後に3-5月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、予想を上回る第4四半期の見通しを示している。AI向け需要の急拡大で半導体メモリーが不足し、価格が上昇したことが追い風となった。

同社は声明で「顧客の急速に拡大する需要に対応するため、技術・製品・供給能力への投資を過去最高水準で進めている」と説明。また、「複数年に渡る戦略的顧客契約により、力強い業績の持続性と予見可能性が大きく向上すると考えている」と説明した。

データセンター事業者による積極投資が、従来型メモリーに加え、AIシステム向け広帯域メモリー(HBM)の需要を押し上げている。同社と競合各社はメモリー需要への対応に苦戦しており、PCやスマホ、自動車向けなどで供給不足が発生している。同社は生産能力の拡大を進めているものの、当面は価格の高止まりが続く見通しとなっている。

各アナリストの見解は以下の通り

AI関連需要を反映した内容ではあるが、少なくとも2027年まで続く可能性がある深刻な需給ひっ迫によってもたらされる業界構造の変化を十分には織り込んでいない。

同社が今後5年間で売上高の約40%をカバーする戦略的顧客契約を締結したことを受け、引き続き買いを推奨。テイク・オア・ペイ契約(購入義務付き契約)により、粗利益率は過去のピークを上回る水準が期待でき、DRAM業界に対する信頼感は、これまでの典型的な景気循環型産業だった時代と比べて高まる。

AIコンピューティング需要が極めて力強い環境を背景に、同社は非常に好調な決算を発表。今回もストーリーは同じで、DRAMとNANDの供給が非常にひっ迫していることが、平均販売価格(ASP)の大幅な上昇を可能にしている。

素晴らしい決算でその実力を示したことで、投資家は非常に前向きな心理となり、大きな安心感を得るだろう。今回の決算は、メモリーおよび半導体市場の上昇局面が依然として健在で、その成長ストーリーはまだ初期段階にあることを示している。

(3-5月・第3四半期)

・1株利益(調整後):25.11ドル(予想:20.49ドル)

・売上高(調整後):414.6億ドル(予想:356.9億ドル)  

クラウドメモリー:137.7億ドル(予想:106.9億ドル)

コアデータセンター:115.2億ドル(予想:68.0億ドル)

モバイル&クライアント:115.2億ドル(予想:97.3億ドル)

オートモーティブ&エンッベット:46.3億ドル(予想:35.1億ドル)

・粗利益率(調整後):84.9%(予想:81.9%)

・営業利益(調整後):336.8億ドル(予想:278.6億ドル)

(6-8月・第4四半期見通し)

・1株利益(調整後):30~32ドル(予想:25.31ドル)

・売上高(調整後):490~510億ドル(予想:432.4億ドル)

・粗利益率(調整後):約86%(予想:83.6%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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