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イラン、ホルムズ海峡でシンガポール船籍の貨物船を攻撃

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2026年6月26日 3時45分

イランの革命防衛隊(IRGC)は本日、ホルムズ海峡のオマーン沿岸付近で、シンガポール船籍の貨物船「エバー・ラブリー」を攻撃した。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が米高官の話として伝えた。英海事貿易機関(UKMTO)によると、船橋(操舵室)が損傷したものの死傷者は出なかったという。

今回の攻撃は、戦闘終結と海上輸送路の再開に向けて米国とイランが先週締結したばかりの合意を大きく揺るがす事態となっている。

今回の合意は、米国がイラン港湾への封鎖を解除し、イラン産原油のドル建て販売を容認する見返りとして、イランが商船の安全航行を確保する内容。これを受けて海峡の船舶通航量は急回復し、水曜日には紛争開始以来最多となる日量70ー80隻が通過していた。

しかし、革命防衛隊は攻撃の数時間前、イラン政府が承認していない航路の利用を警告。国際海事機関(IMO)が指定した航路を通る船舶に対し「極めて危険だ」と威嚇し、引き返しを命じていた。

攻撃を受けた貨物船は、イラクのウンム・カスル港を出港し、海峡に100日以上足止めされた後、IMOの指定航路に従ってオマーン沿岸を航行中だった。付近の船員によると、事前警告はなかったという。この事態を受け、IMOのドミンゲス事務局長は、安全再確認のため進行中だったペルシャ湾内からの船舶退避作戦を一時停止すると発表した。

イラン側は週末、イスラエルとヒズボラの戦闘を理由に海峡の再閉鎖を宣言しており、現在まで公式な再開を発表していない。米国とイランによる暫定合意の署名直前に起きたタンカー攻撃以来、海峡での商船攻撃は途絶えていたが、今回の事態で海運会社の信頼回復に冷や水が浴びせられた形。

株探ニュース

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