<マ-ケット日報> 2026年7月22日
22日の市場は日経平均が反落。終値は前日比116円安の6万6115円だった。前日の米半導体株高を受けて取引序盤から1300円を超える上げとなった。前場はそのまま6万7000円台半ばの高水準を維持して終えたが、後場に入ると一転して売り物に押され上げ幅を縮小。円相場が約40年ぶりに1ドル=163円台まで下落したが輸出株にはあまり買いが入らず柱は不在の状態。結局、半導体株の戻り一巡と失速で日経平均は意外にもマイナスとなって取引を終えている。
昨日の米国市場は半導体関連株がけん引する形でダウ平均が4日ぶりに反発した。短期的な売りが一巡したところでAI・半導体関連株の好調な業績が改めて認識された。今後も半導体・メモリーの需要は旺盛で成長は長期に渡って続くとの見通しだ。最近の大幅な調整で値頃感も働き底値は確認できたようである。一方、米国とイランの戦闘が続き紅海側の海峡も封鎖されるなどリスクオンにはなれない状況。原油高、金利高でインフレへの懸念は高まっている。
さて、東京市場は今月に入って大きく売り込まれたAI・半導体関連株のリバウンドが昨日から始まり、本日になって買い戻しが完全に一巡した格好だ。足元の業績はひとまず織り込んでいるのですぐに高値奪回とは行かないまでも、こうも戻りが弱いと今後の相場のけん引役が見当たらなくなってしまう。中東情勢がここに来て重荷となっており、相場全体の上値も重めの夏相場となりそうだ。(ストック・データバンク 編集部)