米外為市場サマリー:FOMCを控えるなか一時163円80銭まで戻す
27日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=163円75銭前後と前週末と比べて8銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=186円15銭前後と同10銭強のユーロ安・円高だった。
米紙ニューヨーク・タイムズが25日に「トランプ米大統領は検討してきたイランへの大規模攻撃を当面見送る方針」と報じたほか、ロイター通信は日本時間27日朝に「イラン高官は26日、米国の攻撃停止が続く間はイランも攻撃を控えると述べた」と伝えた。中東の緊張が緩和に向かうとの思惑から「有事のドル買い」が巻き戻され、ドル円相場は日本時間夕に163円33銭まで軟化する場面があった。ただ、イランが米国との和平協議再開を求めていないと表明すると、米原油先物や米長期金利の低下が一服するとともにドル買いが流入。28~29日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えてドルを売りにくい面もあって一時163円80銭まで値を戻した。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1369ドル前後と前週末と比べて0.0001ドル程度のユーロ安・ドル高とほぼ横ばいだった。