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話題株ピックアップ【夕刊】(2):アルファP、塩野義、エリアリンク

注目
2026年7月29日 15時47分

■アルファポリス <9467>  1,103円  +65 円 (+6.3%)  本日終値

アルファポリス<9467>が3日続伸。同社はきょう午前10時ごろ、自社公式漫画の英語翻訳版「紙書籍」を北米圏ほかグローバル市場で発売したと発表。これが買い手掛かりとなったようだ。海外協力会社との連携により、自社ライセンスを保持したまま海外流通・販売網を構築するスキームを実現することで、市場需要へスピーディーに対応するとともに、利益率の最大化とグローバルにおけるブランド地位の確立を図るとしている。

■塩野義製薬 <4507>  3,070円  +167.5 円 (+5.8%)  本日終値

塩野義製薬<4507>が後場一段高。同社はきょう、米国で抗新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)薬エンシトレルビル フマル酸「XOCOVA(ゾコーバ)」の販売を開始したと発表。これが買い手掛かりとなったようだ。同剤は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の曝露後発症予防(新型コロナウイルス感染者との接触などウイルスに感染した可能性が生じた際に、発症前に抗ウイルス薬を投与することで感染症の発症を防ぐ行為)を適応症として、今年5月に米国食品医薬品局(FDA)に承認されているもの。感染者との接触から72時間以内に服用することで、症状発現までの期間におけるウイルスの増殖を抑制しCOVID-19の発症リスクを低減することが期待されるという。

■エリアリンク <8914>  1,005円  +52 円 (+5.5%)  本日終値

エリアリンク<8914>が後場上げ幅を拡大。正午ごろに26年12月期の単独業績予想について、売上高を285億円から287億円(前期比8.6%増)へ、営業利益を58億5000万円から60億5000万円(同10.6%増)へ、純利益を37億1500万円から38億1500万円(同3.0%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を13円50銭から14円50銭(年27円50銭)へ引き上げたことが好感された。ストレージ事業のストック事業であるストレージ運用において、新規出店室数の増加に伴う稼働室数の増加やキャンペーンのコントロールによる値引き率の抑制、一部賃料の見直しによる1室あたり平均契約賃料の上昇などで、通期計画に対して順調に進捗していることが寄与する。なお、同時に発表した6月中間期決算は、売上高163億3800万円(前年同期比16.1%増)、営業利益36億700万円(同19.4%増)、純利益23億6000万円(同13.7%増)だった。ストレージ事業の新規出店・稼働室数の増加が収益を押し上げた。

■伯東 <7433>  4,765円  +195 円 (+4.3%)  本日終値

伯東<7433>が後場終盤に急上昇し一気にプラス圏に浮上。午後3時ごろに9月30日を基準日として1株を3株に株式分割すると発表しており、好材料視された。投資単位当たりの金額を引き下げることでより投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大を図ることが目的という。同時に27年3月期の連結業績予想について、売上高を2250億円から2275億円(前期比25.6%増)へ、営業利益を88億円から96億円(同57.9%増)へ、純利益を57億円から64億円(同27.8%増)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間・期末各110円から中間120円・期末45円(株式分割前換算で135円)へ実質増額しており、これも好材料視された。AI・データセンター市場の活況により、電子部品事業においては産業機器向け半導体、通信用光コンポーネント、コネクタなどの一般電子部品に対する需要が増加傾向にあり、また電子・電気機器事業においても真空機器やPCB関連機器への引き合いが大幅に増加していることが要因としている。

■デジタルガレージ <4819>  2,384円  +96 円 (+4.2%)  本日終値

デジタルガレージ<4819>はしっかり。28日取引終了後、京都銀行の法人向けデジタルソリューション「京都FG with DX Connect Gate」において、請求書カード払い機能を提供開始したと発表した。地域金融機関による中小企業へのDX支援強化と資金繰り高度化を同時に実現するものという。

■ラクス <3923>  1,104円  +44 円 (+4.2%)  本日終値

ラクス<3923>が後場上げ幅を拡大。午後1時ごろに、「楽楽自動応対」(旧名称「メールディーラー」)を「関東ホテル・旅館業界IT&リノベーション展示商談会」に出展すると発表したことが好材料視された。同イベントは、ホテル・旅館などのホスピタリティ産業に特化したIT&リノベーション企業の見本市。「楽楽自動応対」のブースでは、実際の操作画面が見られるほか、宿泊施設における具体的な活用事例を紹介するとしており、宿泊業界への認知度向上による業績への貢献が期待されている。

■セブン銀行 <8410>  333.5円  +12.8 円 (+4.0%)  本日終値

セブン銀行<8410>が4日続伸し連日の年初来高値更新。きょう付の日本経済新聞朝刊で「2027年度にも、小売企業に銀行機能の外販を始める」と報じられたことが好材料視されたようだ。記事によると、これによりスーパーやコンビニエンスストアは銀行認可を取得せずに、手軽に独自ブランドの「銀行」を立ち上げることができるようになり、アプリの決済やポイント付与などサービスを展開できるという。セブン銀にとっては、買い物客と金融を結ぶ経済圏構築で、小売企業の顧客の銀行口座積み上げにつながると期待されている。

■ヤマダホールディングス <9831>  764.8円  +25.5 円 (+3.5%)  本日終値

ヤマダホールディングス<9831>が5日続伸。28日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、旧村上ファンド系とされる投資会社シティインデックスイレブンス(東京都渋谷区)と共同保有者による株式保有割合が5.10%から6.26%に上昇したことが判明したことを受けて、需給思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は「株主価値向上に資する資本政策及びコーポレートガバナンスなどに関する助言及び提案」としており、報告義務発生日は7月21日となっている。

■日本ゼオン <4205>  2,254円  +71.5 円 (+3.3%)  本日終値

日本ゼオン<4205>は底堅い動き。きょう午前11時30分ごろ、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表した。売上高が1094億6600万円(前年同期比6.2%増)、営業利益が163億円(同34.4%増)だったとしており、材料視した買いが下値に入ったようだ。エラストマー素材事業、高機能材料事業ともに大幅増益を達成。エラストマー素材事業の主力である合成ゴムは中東情勢悪化に伴う主原料の調達量見合いでの生産となり、売り上げは前年同期に届かなかったものの、販売価格改定や円安の影響で営業増益となった。高機能材料事業は総じて生産・出荷ともに堅調。AIデータセンター向けをはじめとするESS(電力貯蔵システム)用電池の需要拡大が継続した電池材料関連、半導体市場における活発なAI関連投資を背景に需要が旺盛な電子材料関連、欧州向けの需要が回復したトナー関連で増収増益となった。

■日東電工 <6988>  3,549円  +103 円 (+3.0%)  本日終値

日東電工<6988>は反発。28日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高予想を前回予想の1兆650億円から1兆1100億円(前期比8.0%増)、営業利益予想を1930億円から2000億円(同8.9%増)、最終利益予想を1410億円から1420億円(同6.4%増)に引き上げており、好感した買いが集まった。データセンター及び半導体向け部材やハイエンドスマートフォン向け部材の需要増加に加え、為替レートが当初想定よりも円安基調で推移していることも収益を押し上げる。想定為替レートは1ドル=153円から1ドル=158円に変更した。4~6月期は売上高が2716億7200万円(前年同期比10.3%増)、営業利益が492億1000万円(同15.4%増)、最終利益が338億7200万円(同8.2%増)だった。インダストリアルテープが大幅な増収増益で業績を牽引。AIサーバーの需要拡大を背景に、半導体メモリやセラミックコンデンサーなどの生産に使用される工程用材料の需要が増えた。また、ハイエンドスマートフォン向け組み立て用部材についてもバッテリー固定用電気剥離テープの採用モデルが拡大した。

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