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明日は日銀決定会合 サプライズ利上げなら前日にFRBが回避した市場混乱シナリオ

注目
2026年7月31日 3時05分

明日は日銀決定会合の結果が公表される。一部からは、可能性は極めて低いとは言え、日銀がサプライズ利上げに踏み切れば、ハイテク株は大きな打撃を受け、円キャリー取引全体が揺さぶられ、新興国市場も深刻な影響を受ける可能性があるとの指摘が出ている。前日にFRBが回避した「市場混乱シナリオ」が現実のものとなりかねないという。

FRBは前日のFOMCで政策金利を据え置き、市場で一部浮上していたサプライズ利上げへの懸念は後退した。その結果、市場が織り込む初回利上げ時期は僅か数分の間に9月から10月、さらに12月へと後ずれしている。

FOMCというイベントを通過したことで、今度は日銀決定会合が最大の注目材料となる。市場が織り込む利上げ確率は1%未満に留まっており、仮にサプライズ利上げが実施されれば、円キャリー取引は急速な見直しを迫られることになる。

もっとも、利上げの可能性は依然として極めて低い。ただ、本日のNY市場で円が騰したことで、市場では為替介入観測が浮上している。介入は利上げに向けた地ならしと受け止められる可能性もある。

実際に利上げとなれば、市場への影響は即座に表れる。円高が進み、キャリー取引には逆風となるほか、世界の株式市場ではポジション圧縮が一段と進む恐れがある。

しかも、市場環境は極めて不安定だ。半導体株はすでに大きく下落しており、韓国では株価急落を受けて市場安定化策が発動されている。2024年7月には、日銀の政策変更が日本の金利市場から米IT・ハイテク株へ急速に波及した経緯がある。

今回は市場の耐性が当時より低い可能性があるという。FRBは市場混乱を招く選択を見送ったが、そのバトンはいまや東京、すなわち日銀に渡された格好となっているという。

株探ニュース

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