ストラテジー、約1億500万ドル相当のビットコインを売却=米国株個別
(NY時間12:30)(日本時間01:30)
ストラテジー<MSTR> 95.08(+1.80 +1.93%)
ビットコイン(ドル)
63812.43(+385.05 +0.61%)
(円建・参考値)
1001万1532円(+60410 +0.61%)
※円はドル円相場からの計算値
暗号資産トレジャリー企業のストラテジー<MSTR>は3日、先週約1億500万ドル相当のビットコインを売却したほか、自社株300万株を約2億9100万ドルで売却し、市場価格が額面を下回っている自社の優先株約8100万ドル相当を買い戻したと発表した。
ストラテジーは、注目を集めたビットコインの積み増し戦略から転換し、ビットコインや自社株の売却を通じて準備資産を積み増し、資本構成の強化を進めている。
米証券取引委員会(SEC)への提出資料によると、同社は普通株の売却で得た資金の一部を使い、ドル建ての準備資産を40億ドルに積み増し、残りはSTRC優先株の買い戻しに使った。
ストラテジーは6月末、長年に渡りビットコインの買い増し戦略を支えてきた資金調達モデルを見直すと発表した。この方針転換により、同社の経営陣はビットコインの売却や証券の買い戻し、流動性の維持について、より幅広い裁量を持てるようになった。
発表以降、ストラテジーはビットコインを売却したほか、先週には額面近辺で取引されるよう設計されたSTRC優先株の一部を初めて買い戻したと発表した。こうした動きは、ストラテジーのバランスシート全体から見れば小規模だが、ビットコインと、同社の買い増し戦略を支えてきた資金調達モデルの双方に対する圧力が高まる中で、事業運営を適応させる新たな取り組みとなっている。
ストラテジーは現在もなお約560億ドル相当のビットコインを保有しており、企業としては世界最大のビットコイン保有者となっている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース