ダウ先物は続伸 IT・ハイテク大手の決算見極めの一方、中東情勢の注視=米国株
米株価指数先物(9月限)(NY時間08:37)(日本時間21:37)
ダウ先物 54492(+224.00 +0.42%)
S&P500 7802.75(+37.25 +0.49%)
ナスダック100先物 29939.75(+76.25 +0.26%)
きょうの米株価指数先物市場は、ダウ先物、ナスダック100とも続伸。市場は、IT・ハイテク大手の決算内容を見極める一方、中東情勢の動向を注視。
イエメンのフーシ派が紅海北部を航行するサウジの石油タンカーを攻撃すると主張しており、原油相場が買い戻されているが、極端な動きには繋がっていない。アナリストは「北海ブレントが75-80ドル台に戻れば、市場は堅調なファンダメンタルズに再び注目できる。企業決算は良好で、市場には依然として豊富な流動性がある。投資家のポジションも軽くなっており、リスク資産が一段高となる環境が整っている」と指摘している。
一方、IT・ハイテク大手の好決算に加え、最近の株価調整によってバリュエーションがより妥当な水準となったことも、AI関連株の急落で揺らいだ投資家心理の改善に繋がっている。ストラテジストは「個別企業では失望も見られたが、全体としてはコンピューティング投資の拡大が続いていることを示す内容。AIを巡る大きな成長トレンドは変わっておらず、一部企業が苦戦してもIT・ハイテクセクター全体には追い風となる」と指摘。
MSCI世界半導体指数は、AI投資ブームの持続性や中国の先端半導体開発への懸念から6月高値から20%超下落したが、その後は15%反発し、年初来では42%高となっている。米半導体株指数も前日に2020年以来最大となる4日続伸を記録した。
アナリストからは「AI相場は、半導体や光学機器中心の局面から、AIを実際に活用するプラットフォーム企業へと主役が移りつつある」との分析も出ている。「最近の株安要因だったAI投資への懸念、利回り上昇、原油高が同時に和らいでいる。企業決算はAI需要の底堅さを示し、原油価格と金利低下は株式のバリュエーションへの圧力を軽減している」とも述べた。
ディズニー<DIS>が上昇。取引開始前に4-6月期決算(第3四半期)を発表し、売上高は予想を下回ったものの、1株利益は予想を大きく上回った。エンターテインメント部門の大幅な増益となったほか、カリフォルニア州およびフロリダ州のテーマパーク事業も堅調に推移した。
イーライリリー<LLY>が決算を受け時間外で上昇。マンジャロとゼップバウンドの販売数量拡大が寄与した。
ウーバー<UBER>が決算を受け時間外で下落。最大市場であるブラジルで競争激化を背景に取引件数の伸びが鈍化した。
(NY時間08:47)(日本時間21:47)時間外
ディズニー<DIS> 101.11(+2.93 +2.98%)
ウーバー<UBER> 70.04(-1.95 -2.71%)
アップル<AAPL> 308.30(-1.08 -0.35%)
マイクロソフト<MSFT> 495.84(+3.03 +0.61%)
アマゾン<AMZN> 281.61(+4.19 +1.51%)
アルファベットC<GOOG> 380.02(+4.67 +1.24%)
アルファベットA<GOOGL> 382.70(+5.05 +1.34%)
テスラ<TSLA> 324.40(-2.95 -0.90%)
スペースX<SPCX> 111.04(-14.29 -11.40%)
メタ<META> 598.60(+10.66 +1.81%)
エヌビディア<NVDA> 215.26(+3.32 +1.57%)
AMD<AMD> 479.82(-38.76 -7.47%)
イーライリリー<LLY> 1167.00(+51.32 +4.60%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース