1年先インフレ期待が低下 雇用の見通しはまちまち NY連銀調査
NY連銀が公表した7月の消費者期待調査によると、1年先の期待インフレは3.63%と、6月の3.67%から低下した。3年先の期待インフレも3.26%と3.34%から低下した一方、FRBが注視する5年先のインフレ期待は3.02%と3.00%から小幅に上昇した。中長期のインフレ期待は概ね安定している。
項目別では、ガソリン価格の上昇率予想が2.89%と前月の1.46%から上昇した一方、家賃は5.94%と8.28%から大きく鈍化。医療費も8.91%と9.37%から低下した一方、食品価格は5.00%と4.97%から僅かに上昇した。住宅値格の上昇率予想は3.20%と前月の3.16%から小幅に上昇した。
一方、労働市場に関する見方はまちまち。1年後の失業率が現在よりも高くなる確率の平均値は1.1ポイント上昇して42.8%となった。また、今後12カ月以内に自身が失職する確率の平均値も0.1ポイント上昇し14.2%となった。
一方で、現在の職を失った場合に新たな仕事を見つけられると考える確率の平均は1.3ポイント上昇し46.2%となり、再就職に対する見方は改善した。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース