ヒムズ&ハーズ、決算受け下落 粗利益率が再び期待外れ=米国株個別
(NY時間09:43)(日本時間22:43)
ヒムズ&ハーズ<HIMS> 31.12(-0.65 -2.04%)
テレヘルス(遠隔医療)のヒムズ&ハーズ・ヘルス<HIMS>が下落。前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、売上高、EBITDAは予想を上回ったものの、1株損益の赤字が予想以上に膨らんだことや、粗利益率も予想を大きく下回った。ガイダンスも公表し、通期の売上高見通しは予想を上回ったものの、EBITDAの見通しは下方修正している。
アナリストは今回の決算について、まちまちな内容と指摘。米国事業ではブランド版GLP-1薬の好調やテストステロン事業の拡大が上振れ要因となった一方、粗利益率は再び期待外れとなり、フリーキャッシュフロー(FCF)も低調だったと分析。
「米国の中核事業に若干の改善がみられることはポジティブだが、株価がアウトパフォームするには利益率改善が必要だ」と述べている。
別のアナリストは同社の通期見通しについて、第4四半期にEBITDAの大幅改善を前提としていると指摘。「粗利益率が低下していることに加え、海外事業の営業損益がほぼ収支均衡の水準に留まっており、業績達成に向けた実行リスクは高い」と分析している。
同社はまた、急成長するヘルスケア市場の需要取り込みを狙い、年内にペプチド市場へ参入する計画を明らかにした。
(4-6月・第2四半期)
・1株損益:0.37ドルの赤字(予想:0.06ドルの赤字)
・売上高:7.53億ドル 38%増(予想:6.99億ドル)
・粗利益率:64%(予想:68.3%)
・EBITDA(調整後):6030万ドル(予想:4710万ドル)
・契約者数:289万人(予想:274万人)
(7-9月・第3四半期見通し)
・売上高:8.80~9.00億ドル(予想:7.92億ドル)
・EBITDA(調整後):7500万~9500万ドル(予想:9290万ドル)
(通期見通し)
・売上高:31.0~33.0億ドル(予想:29.3億ドル)
・EBITDA(調整後):2.75~3.25億ドル(従来:2.75~3.50億ドル)(予想:2.94億ドル)
【企業概要】
健康とウェルネスのニーズを満たす消費者第一のプラットフォームを提供する。性的健康・脱毛・ホルモンの健康・減量・皮膚科・メンタルヘルス関連を含む幅広い慢性疾患治療、包括的な臨床検査サービスなどへのアクセス、電子カルテシステム、デジタル処方箋、クラウド薬局、パーソナライゼーション機能を提供。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース