アップワーク、決算受け大幅安 通期売上高見通しを下方修正=米国株個別
(NY時間09:53)(日本時間22:53)
アップワーク<UPWK> 8.56(-1.27 -12.92%)
人材紹介業のアップワーク<UPWK>が大幅安。前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、株価は冴えない反応。ガイダンスも公表し、通期の売上高見通しが下方修正されたほか、EBITDAも下方修正された。第3四半期も予想を下回る売上高見通しを示している。
アナリストは「AI普及によってプラットフォーム上での人材需要が減少していることに加え、有料検索の変更が顧客獲得の重しとなり、年末にかけて売上高に逆風が続く可能性がある」と指摘。
予想を下回る第3四半期の見通しは、労働市場の軟化が一因となっているほか、企業顧客がコスト削減を目的にフリーランサーよりもAIツールの活用を増やす可能性があるという。
アップワークはマーケティング支出を拡大しているほか、取扱高に対する収益率(テイクレート)の上昇も売上高を下支えする可能性がある。ただ、こうした効果だけでは需要減少による影響を相殺するには不十分となる可能性があるとも述べている。
(4-6月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.41ドル(予想:0.35ドル)
・売上高:1.92億ドル(予想:1.90億ドル)
マーケットプレイス:1.67億ドル(予想:1.67億ドル)
エンタープライズ:2480万ドル(予想:2310万ドル)
・粗利益率:76%(予想:77.5%)
・営業利益(調整後):5840万ドル(予想:5050万ドル)
・EBITDA(調整後):6410万ドル(予想:5760万ドル)
(7-9月・第3四半期見通し)
・売上高:1.76~1.85億ドル(予想:1.94億ドル)
・EBITDA(調整後):5000万~5400万ドル(予想:6750万ドル)
(通期見通し)
・売上高:7.30~7.50億ドル(従来:7.60~7.90億ドル)(予想:7.76億ドル)
・EBITDA(調整後):2.25~2.35億ドル(従来:2.50~2.60億ドル)(予想:2.54億ドル)
【企業概要】
高度なスキルを持つ人材へのアクセスを企業に提供する。フリーランス・エージェンシー・分業型・給与支払い型など、あらゆる業務形態において、企業と人材を繋ぐプラットフォームとその他のワークフォースソリューションにより、企業のAI時代とその先を見据えた従業員規模拡大、イノベーション実現を支援。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース