ビットコインは5日続落 夏枯れ相場の様相も
*ビットコイン(ドル)(NY時間07:59)(日本時間20:59)
62805.83(-552.47 -0.87%) 高63607.96 安62638.85
円建参考値 999万3036円(-87904 -0.87%)
*イーサ(ドル)
1876.25(-8.43 -0.45%) 高1891.44 安1867.80
円建参考値 29万8530円(-1341 -0.45%)
*XRP(ドル)
1.0017(-0.0065 -0.64%) 高1.0134 安1.0004
円建参考値 159.38円(-1.03 -0.64%)
きょうのビットコインは5日続落し、6万2000ドル台まで値を落としている。今週発表された米インフレ指標が落ち着いた内容となったにもかかわらず、買いの反応は限定的。売りも一巡しつつあるものの積極的な買い手も不在で、典型的な夏枯れ相場の様相を強めている。
今週は米消費者物価指数(CPI)に続き、生産者物価指数(PPI)もインフレ圧力の落ち着きを示した。FRBの早期利上げへの警戒を和らげる内容だったものの、ビットコインのポジティブな反応は鈍く、マクロ面の好材料だけでは買いが続かないとの見方も出ている。現物市場の取引高も2019年以来の低水準まで落ち込んでおり、商いの薄さが相場の方向感を乏しくしている。
一方、米上場の現物ビットコインETFでは資金流出が続いている。13日付の資金フローは2日連続の純流出となり、機関投資家からの買いが十分に戻っていないことも上値を抑える要因として意識されている。足元では6万3000ドル台を維持できず、6万2638ドルまで下落しており、ETFへの資金流入が再開するかが目先の焦点となりそうだ。
また、米暗号資産市場の制度整備を進める「クラリティ法」にも新たな逆風が出ている。上院が採決を行わないまま休会入りしたほか、米証券取引委員会(SEC)も暗号資産の新たな規制枠組みを協議する予定だった会合を急きょ中止。規制の明確化に対する期待が後退しており、夏枯れで商いが細る中、ビットコインは好材料にも反応しにくい地合いが続いている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース