ディックス、決算受け大幅安 買収したフットロッカー部門が不調=米国株個別
(NY時間09:40)(日本時間22:40)
ディックス<DKS> 138.93(-40.40 -22.53%)
スポーツ用品販売のディックス・スポーティング・グッズ<DKS>が大幅安。取引開始前に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、既存店売上高は予想通りだったものの、売上高、1株利益は予想を下回った。W杯期間中の販売増加を打ち消す格好となり、買収したフットロッカー部門の既存店売上高も減収となった。スポーツシューズ市場の厳しい環境が響いた。
ガイダンスも公表し、通期の売上高見通しを下方修正している。2025年に24億ドルで買収したスニーカー販売チェーン、フットロッカーの売上高減少が見通し引き下げの主因となった。
同社は、物価上昇を背景に米消費者が支出に一段と慎重になっていることにも直面。スタック会長は「四半期が進むにつれて、スポーツシューズやアパレル市場の一部で値引き販売が一段と広がった。われわれは競争力のある価格を維持し、市場での主導的地位を守り、さらに拡大するための対応を取った」と説明した。
その上で、「フットロッカーは従来型のシューズモデルへのエクスポージャーが大きく、新製品の発売や復刻商品への依存度も高いため、こうした市場環境による影響がより大きかった」と述べた。
(5-7月・第2四半期)
・既存店売上高:4.9%増(予想:4.9%増)
フットロッカー(プロフォーマ):3.6%減
・1株利益(調整後):3.53ドル(予想:3.76ドル)
・売上高:55.9億ドル(予想:56.5億ドル)
・粗利益率:34.8%(予想:33.9%)
・ディックス・スポーティング店舗数:892店
(27年度通期見通し)
・1株利益(調整後):11.00~12.00ドル
・売上高:219~222億ドル
ディックス:145~147億ドル
フットロッカー:74~75億ドル
・ディックス既存店売上高:2.5~4.0%増
・フットロッカー既存店売上高:2%減~横ばい
【企業概要】
米国内で、本格的な高品質のスポーツ用品・アパレル・フットウェア・アクセサリーを幅広く取り揃え、実店舗やモバイルアプリを含むオムニチャネルで販売する。ゴルフ、アウトドア、オフプライスなどの専門コンセプトストアや、青少年向けスポーツモバイルプラットフォームの所有・運営も手掛ける。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース