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オープンAI、アップルの訴えは「根拠がない」と反論

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2026年9月1日 21時36分

オープンAIは、アップル<AAPL>が企業秘密の不正取得で同社を提訴した問題を巡り、訴えは「根拠がない」と反論した。オープンAIは裁判所への提出書類で、アップルが人材流出を阻止し、競合するAIハードウエアの開発を遅らせる目的で訴訟を利用していると主張した。

アップルは7月、元社員で現在オープンAIの最高ハードウエア責任者を務めるタン氏と、技術スタッフのリウ氏らが機密情報を持ち出したとして提訴した。

これに対しオープンAIは、タン氏が自身に送ったのは機密ではない資料や個人的なメモなどだったと説明。面接時にアップルの部品を持参するよう促したとの主張についても、古い部品や一般に入手可能な部品を説明用に使っただけで、エンジニア採用では一般的な行為だとしている。

リウ氏についても、退職後にアップル社員から必要なファイルの所在確認を求められ、それに応じただけだと反論した。オープンAIは、アップルが社員に業務で個人アカウントを利用させるなど、退職時の情報管理に問題があったことが今回の紛争につながったと主張している。

両社は2024年にチャットGPTをアップル製品へ統合する提携を結んだが、その後オープンAIがAI端末の開発に本格参入したことで関係が急速に悪化した。オープンAIは裁判資料で、最初のハードウエア製品について既存のアップル製品とは大きく異なる新しいタイプの消費者向け端末になるとしている。

オープンAIにはこれまでにアップルから400人規模の社員が移籍している。オープンAIは、アップルがAIへの対応で苦戦する中、人材が革新的な製品開発を求めて移ること自体は違法ではないと主張しており、今回の訴訟は企業秘密を巡る争いに加え、AI時代の人材獲得と次世代端末を巡る両社の競争が一段と激しくなっていることを映している。

株探ニュース

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